おさんぽくらぶで大きく成長!
今年度最後の「くろかわ森のようちえん おさんぽくらぶ」は、子ども達の成長が感じられる活動となりました。
「どこにいこうか?」の問いかけに、いつもならバラバラの方向を指差す子ども達ですが、今日は「あっち!」と、全員一致行き先が決まりました。
たどり着いたのは、最近よく行くあずま屋の所でした。
到着するとすぐに、思い思いの遊びが始まります。
自分のお気に入りの遊びを見つけるのが上手になった子ども達。
お友達と相談しながら、「バーベキューですよ〜」とごっこ遊びをしたり、みんなで同じものを見て、感じて、笑って・・
お友達と遊びを共有できるようになった子ども達をみて、成長を感じました。
今日は道の途中でもいろいろな発見や遊びがありました。
ちいさなお花を見つけ、春を感じました。道の途中で見つけた面白いもの・楽しい遊びに子ども達夢中で、でも他のお友達の事も気にしながらお散歩は続きました。
お散歩の仕方もだんだん子ども達だけでも上手にできるようになってきました。
「まだ!いかないよ!!」
後ろの子が来ていない事に気づいて、先頭を止める子。
それでも一番前に行きたくて突破する子。さまざまです。
途中で隠れて“バケバケバ〜!”お友達を脅かしたりして、待つ事も遊びにつながります。
最後のおさんぽくらぶにふさわしい遊びが最後の最後に始まりました。
今まで登った事のない、木のねっこが沢山飛び出した崖をよじ上り始めました。
上手に根っこを掴んで、足をぐいっとあげて踏ん張り、自分の体を上へと向かわせる・・・そんな動きがみんな上手にできる様になりました!
ほぼ全員がチャレンジし、締めくくりにふさわしく、「やったー!できた!」と大満足で終了しました。
この1年間でたくさんの事を経験し、感じて、心も体もとっても大きくなりましたね。
自然の中で自然に触れて育つ子ども達は、自分の事は自分でやろうとする力が付きます。
お友達の事を大事にする心が育ちます。
2歳から3歳児という年齢期では、そんな自立心と社会性の第一歩が築けた活動となったと思っています。
それは毎回の参加でなくても、子ども達にとっては十分にインパクトのある活動となったと思っています。
森のようちえんという活動の可能性を改めて確認できた活動となりました。
どろんこになっても、大泣きにしても、私たちを信じて、お子さんをこの活動に参加させてくださった、保護者のみなさまに感謝しています。
本当にありがとうございました!
野村なおなお
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