今年初の麹仕込み
寒い日が続きますね。今朝は黒川周辺も氷点下になり、この冬一番の冷え込みだったようです。
今年も行う味噌作り、2月11日(土)「親子アウトドア教室④~味噌作り~」と2月12日(日)「黒川満喫プログラム~特製☆手作り味噌」で使用する麹の仕込みが始まりました。
今年は2回の味噌作りで4斗の麹が必要になります。(1斗14kg) 道具の都合で一度に仕込める麹の量は1斗が限界なので、当日までにこの作業を4回行う予定です。
麹は毎年、「米麹」と「麦麹」の2種類を作ります。
米も麦も研いで、一晩水につけ、充分給水させた後、50分間せいろで蒸します。
蒸した米や麦を人肌に冷まし、麹菌を均等にまぶします。その後、麹蓋と呼ばれる木の箱に乗せ、「室(むろ)」で培養させます。
室はホットカーペットに机を乗せ、布団や寝袋をかぶせ、こたつを作れば完成です。
20時間前後で、自分から発熱を始めるため、室の温度が上がってきます。この時、1回目の手入れを行い、米や麦に手を入れ、かき混ぜ温度を下げてあげます。
そのまま、室に入れ、5時間後に2度目の手入れ、さらに5時間後に3度目の手入れを行い、自然に温度が下がって麹の完成となります。
今は1度目の手入れが終わったばかりなので、帰る前に2度目の手入れを行い、3度目の手入れは明日の朝に行う予定です。(ホットカーペットの温度を下げることで、手入れまでの時間を延ばすことができるのです。)
室のある部屋に入ると、麹の甘い香りが部屋いっぱいに広がっています。
途中経過ではありますが、今年の麹はできがよさそうです。
この調子なら、今年もおいしい味噌が仕込めるはず。頑張って4回の麹作りを成功させていと思います。(野口)
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