黒川焼き芋の会
本日、「黒川焼き芋の会」が開催されました。
この焼き芋の会は、春に行われたネイチャーゲームの講習会の後に、お芋の話で盛り上がった仲間が集まり行われました。職員含めて参加者7名。
5種類のサツマイモを3種類の焼き方で調理し、どの焼き芋が「ベスト オブ 焼き芋」かを探ってみようという企画です。
焼き芋の種類は「紅あずま」「紅はるか」「安納芋(あんのういも)」「黄金千貫(こがねせんがん)」「紫いも」の5種類です。
調理方法は、
「落ち葉焚き」、
「石焼き芋」、
「蒸かし(焼き芋ではありませんね)」の3種類としました。
「石焼き芋」と「蒸かし」についてはいつもセンターで行っているため火さえおこせば簡単に調理できますが、「落ち葉焚き」は初歩的な方法なのに奥が深く準備が大変でした。
「落葉焚き」で上手に焼き芋を作るには、沢山の「熾き」が必要です。
約2時間かけて小枝や落ち葉を燃やし「熾き」や「灰」を作りました。
その中にお芋を入れ、「熾き」や「灰」をかけ、その上で火を焚きます。
今日は約30分で焼き芋が焼き上がりました。
お芋にはアルミホイルを巻いたりせず、裸のまま入れるのがポイントです。そのため直接炎が当たってしまうと焦げてしまうため、「熾き」や「灰」の中に埋め込むのです。
出来上がったお芋、5種類×3つの調理方法=15種類をそれぞれ試食し、「味くらべシート」に各自の評価を行いました。
「紅あずま」 ほくほくしている。甘みが強い。
「紅はるか」 繊維があって焼き芋っぽい。うまい、甘みが強い。
「安納芋」 柔らかい。ねっちょりしている。栗きんとんに合いそう。
「黄金千貫」 薄味でスイーツ向き。皮がおいしい。
「紫いも」 色がきれい。甘さ控えめ。さくさく感あり。
最終的に各自の「ベスト オブ 焼き芋」の発表を行った結果。7人中5人が選んだ「紅あずまの落ち葉炊き」に決定しました。
私的な感想ですが、落ち葉炊きで焼いた紅あずまは、皮の香ばしさと甘さが絶妙で「ベスト オブ 焼き芋」にふさわしい味でした。
ご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました。(野口)
| 固定リンク
« 体験からはじめよう | トップページ | お仕事見学 »