« 体験からはじめよう | トップページ | お仕事見学 »

2011年12月11日 (日)

黒川焼き芋の会

12248

本日、「黒川焼き芋の会」が開催されました。

この焼き芋の会は、春に行われたネイチャーゲームの講習会の後に、お芋の話で盛り上がった仲間が集まり行われました。職員含めて参加者7名。

1219812202

5種類のサツマイモを3種類の焼き方で調理し、どの焼き芋が「ベスト オブ 焼き芋」かを探ってみようという企画です。

焼き芋の種類は「紅あずま」「紅はるか」「安納芋(あんのういも)」「黄金千貫(こがねせんがん)」「紫いも」の5種類です。

調理方法は、

12199

「落ち葉焚き」、

12233

「石焼き芋」、

12228

「蒸かし(焼き芋ではありませんね)」の3種類としました。

「石焼き芋」と「蒸かし」についてはいつもセンターで行っているため火さえおこせば簡単に調理できますが、「落ち葉焚き」は初歩的な方法なのに奥が深く準備が大変でした。

「落葉焚き」で上手に焼き芋を作るには、沢山の「熾き」が必要です。

約2時間かけて小枝や落ち葉を燃やし「熾き」や「灰」を作りました。

その中にお芋を入れ、「熾き」や「灰」をかけ、その上で火を焚きます。

12217

今日は約30分で焼き芋が焼き上がりました。

お芋にはアルミホイルを巻いたりせず、裸のまま入れるのがポイントです。そのため直接炎が当たってしまうと焦げてしまうため、「熾き」や「灰」の中に埋め込むのです。

出来上がったお芋、5種類×3つの調理方法=15種類をそれぞれ試食し、「味くらべシート」に各自の評価を行いました。

12256

「紅あずま」 ほくほくしている。甘みが強い。

「紅はるか」 繊維があって焼き芋っぽい。うまい、甘みが強い。

「安納芋」 柔らかい。ねっちょりしている。栗きんとんに合いそう。

「黄金千貫」 薄味でスイーツ向き。皮がおいしい。

「紫いも」 色がきれい。甘さ控えめ。さくさく感あり。

12258_2

最終的に各自の「ベスト オブ 焼き芋」の発表を行った結果。7人中5人が選んだ「紅あずまの落ち葉炊き」に決定しました。

私的な感想ですが、落ち葉炊きで焼いた紅あずまは、皮の香ばしさと甘さが絶妙で「ベスト オブ 焼き芋」にふさわしい味でした。

12241

ご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました。(野口)

|

« 体験からはじめよう | トップページ | お仕事見学 »