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2011年11月30日 (水)

たっぷり探険、じっくり家づくり。

今日は久しぶりの「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」を開催しました。
紅葉も真っ盛りのどんぐり山で、チャレンジあり、ゆったりとした遊びありの活動でした。

家づくりチームは、まずは少しだけ探険しながら、家を作る場所へ向かいました。
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今日はその家でパーティーをするとのこと。
その準備のために、みんないそいそと準備をしていました。
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「あ!パスタがあったよ!」
「どんぐりスープ作ろう!」
「お魚釣ってきたよ~」・・・などなど
子ども達の空想の中でパーティーの準備が進められていきました。
それぞれが作りたいものを作っていました。
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「おうちで休もうっと。」
ちょうどいい切り株の上に座ったり、寝転んだり・・
それぞれ自分の場所を見つけると、そこに落ち着いて、ゆっくり遊んでいました。
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もう一方の探険チームは、まずは土手滑り。
ロープを使って登ってる姿は、まるで綱引きです。
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人気のスポット、大きな根っこ。
ジャングルジムのようにスルスルと上り下りして遊びました。
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まだまだ登り足りない子ども達は、大人が「え?そんなところ行くの?」と言いそうな急な土手を登りました。
何度も足を滑らせながらも一番上まで登ると達成感があったようでした。
お友達の応援も忘れません。
そして、全員クリア!!
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そして、登ったら降りる。
ひたすら土手の上り下りを楽しんだ探険となりました。
おやつの時間が近づいて来ると、西日に照らされながら、帰り道を目指します。
どんぐり山に日が差し込むのは冬。
段々森の中の季節が変化してきました。
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日を追うごとに、どんぐり山の様子が変化するこの季節。
五感で季節を感じながら過ごすと、子ども達の心と身体も冬の準備が出来てきます。
来週も、初冬の雰囲気を肌で感じながら、活動して行きたいと思います。野村なおなお
 

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2011年11月29日 (火)

電球交換と臼の手入れ

今朝、施設内の電球が切れたため交換行いました。

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電球交換といえば簡単な作業ですが、センターの集会室やホールは天井が高く、脚立を立てただけでは天井まで手が届きません。

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そこで登場するのが長机。2本の長机の上に脚立をのせ、サーカスのアクロバット状態で脚立を登っていきます。

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高いところに登るのはなれていますが、プログラムで登るときには必ず命綱を付けるので、安心して登れます。しかし、電気交換では命綱など無いため、帰って緊張します。慎重に登らないとバランスを崩し、大惨事になってしまいます。

集会室は机と脚立で天井まで届きましたが、ホールは更に天井が高く、机を2段に重ねないと届きません。更にハイリスクな電気交換となります。

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ゆっくり慎重に登り、無事交換することができました。朝から、スリル満点の電気交換でした。

12月18日の「黒川おもちつき」にむけて、臼の手入れも行いました。

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健康体操でセンターを利用している田中さんと川口さんがボランティアで手入れを行ってくれました。

おもちをつく時、間違って臼のヘリをたたいてしまう事が良くあります。そうすると、臼がささくれ立ってしまい、木クズが餅に交じってしまいます。

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センターの臼もだいぶささくれだってしまったため、お二人に協力していただきました。

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そこで困ったことがおきました。昨年、我々職員が、グラインダーを使って臼を削ったのですが、機械を使って削った為、臼のRが凸凹になってしまっていたらしく、カンナのRに合わず、カンナが使えないという緊急事態がおきました。

そのため、急遽ヤスリやノミを使って臼を削っていただきました。

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約1時間の奮闘の末、ささくれ立っていた臼がきれいに削られ、新品のように輝いていました。

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貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。これで、今年のお餅つきでは、おいしいお餅がつき上がること間違いなしです。(野口)

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2011年11月28日 (月)

ドラム缶ピザを上手に焼く方法

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本日も小学3年生の子どもたち35名と保護者の皆さんが「ドラム缶ピザ」を体験しにセンターに訪れました。

ドラム缶ピザと言えばセンターの人気プログラムです。粉から捏ねた生地を伸ばしてトッピングを行い、ドラム缶で焼いて食べます。

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ピザを焼くには石窯で焼くのが一般的ですが、石窯の場合は薪を燃して窯を熱し、その蓄熱を使ってピザを焼きます。石窯が蓄熱するには、約2時間火を燃し続けなくてはいけません。

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ドラム缶で焼く場合は、長時間火を焚いても、熱が外に逃げてしまう為、蓄熱はしません。そこで、ドラム缶でピザを焼くにはちょっとしたコツがあります。

そのコツとは火加減です。蓄熱のかわりに、炎の高さでドラム缶内の温度を約350度に調整します。

センターでは薪の「種類」と「くべ方」によって炎の高さと窯の温度の調節を行います。

バタ薪…杉等の針葉樹の薪でよく燃えるが熾きにならない。主に焚きつけに利用。11980

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カタ薪…ナラや桜など広葉樹の薪で、じっくり燃え熾きになる。

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バタ薪を燃やした後に、カタ薪を入れて火を安定させます。ちょうど上の窓から見て鉄板の脇から炎がもれて見えるくらいが、ちょうど良い火の高さとなります。ドラム缶の蓋まで炎が届くほど炎を上げると、強すぎという事になります。

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ちょうどよい火の高さだと、約3分で中はジューシー、外はパリッとピザが焼き上がります。

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また、薪を立てて組むと炎をが高くなり、寝かせると炎が低くなるため、火ばさみを使って炎の高さが一定になるように保つのがおいしいピザを焼くポイントとなります。

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焼き加減は、お餅で考えると分かりやすく、お餅を焼いてふくらみました。表面が白い状態だとただ焼けただけ。表面がきつね色だと香ばしくておいしいはずです。表面が黒くこげると、苦くなってしまいます。ピザも一緒で、チーズがとけて、表面がきつね色になった時が一番おいしい状態となります。

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このように薪を上手にくべて、ピザが焼けた時には、職人にでもなった気分になれます。

皆さんもセンターに来て、ドラム缶ピザに挑戦してみてください。おいしいし、楽しいですよ。

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2011年11月27日 (日)

チーム作り

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幼体連スポーツクラブ5年生のみなさんがいらっしゃいました。ふだんはサッカーをしているそうです。

今日はチーム作りのためのプログラムを行いました。

1度や2度の挑戦では上手くいきません。

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与えられた課題にチーム一丸となって課題をこなすうちに見えてきたものがあると思います。

今日の学びをサッカーのチーム作りにつなげてもらい、試合に勝てるよう頑張ってください。

ご利用ありがとうございました。(加藤)

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2011年11月26日 (土)

黒川のおもちつき2011 抽選を行いました!

11261b 昨日の、11月25日17:00を持ちまして 『黒川のおもちつき2011』の往復ハガキでの一般参加申込みを締めきらせていただきました。

応募総数295通、総勢937名の方からのお申込みをいただきました。今年から始めました、前日準備のお手伝いをしていただける方の【条件付優先受付】での人数を合わせますと、1,000名を超える市民の皆様からのお申込みをいただきました。ありがとうございます。

しかしながら、事前に告知させていただきました通り、定員数を大幅に超えましたので抽選11262bとし、参加者の決定をさせていただきました。

全ての皆様のご希望を叶えることが出来ず、私達スタッフも大変心苦しいのですが・・・申し訳ありません。

今年度も、参加者の方・スタッフの方を合わせて600名を超えるイベントとなりそうです。

スタッフの皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します!・・・もち米は130㎏準備してあります。

(伊藤)

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2011年11月25日 (金)

黒川の秋

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最近の朝晩の寒さで、黒川はやっとカエデが色づき始めました。

朝日に浴びて、とてもきれいです。ヤツデは花がずいぶん終わり、実になり始めました。P1390581P1390578P1390579

今咲いている花は、ツワブキとサザンカです。ツワブキの綿毛も見られます。サザンカは咲き始めたばかりなので、もうしばらく楽しめそうです。

グラウンドにはドングリが山ほど落ちています。これを食べて片づけてくれる動物がこの辺にいないのが残念です。P1390584P1390588_2

中庭のカエデも色づき始めました。これからもっときれいになるでしょう。日が当たらない所のカエデはまだ緑のままです。

これからしばらく秋の色が楽しめそうです。(加藤)

ハリガネムシのカネ子(勝手に命名)も元気です。

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2011年11月24日 (木)

チャリティージャズライブ

11231b 昨日23日の午後からは、太田バンド主催のチャリティージャズライブでした。

私達スタッフは、クリーンアップ&とん汁会終了後からは コーヒーの販売とドラム缶ピザを焼いての販売を行いました。この売り上げの一部も義援金11232bとなります。11233b

こちらは、開場前から並んでいただき 勢いよく売れました~。みなさまご協力ありがとうございます。ピザもどんどん焼かないと追いつかないくらいでした。

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ライブ開始時間が少し遅れ・・・13:45よりジャズライブスタートです。

●ピアノ/ボーカル:太田昌宏氏

●ヴァイオリン:入山ひとみ氏11236b

11235b●ベース:髙井亮士氏

●ドラム:岡本俊文氏 の4名による演奏です。

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途中、サックスも加わり さらにライブを盛り上げていました。

また、太田さんがセンターのイメージに合わせて曲を作ってくださいました!!その曲に合わせて歌詞をこれから付けて行きます。・・・どんな詩が出来上がるのか楽しみです。

前回の6月の時よりも多くの方にご来場いただきました。入口で募金箱に入れていただいたお金、コーヒー・ピザの売り上げの一部を 太田さんにまとめていただき義援金として日本赤十字社へ送ります。

次回は、3月に行われる当センターの今年度最後のイベント、『自然体験フェスティバル』での野外ライブとなります。楽しみにしていてくださいね。(伊藤)

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2011年11月23日 (水)

黒川クリーンアップ&巨大ナベとん汁会

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気温も高く、晴れてよかった!今日は総勢84名が黒川クリーンアップ&巨大ナベとん汁会に参加いたしました。

事前に説明を受け、10のグループに分かれてから1人1枚ゴミ袋を持って近隣のゴミを拾いに出発!P1390426P1390423P1390434

ゴミを拾いながら、どんなゴミが多いのか・どんなところにゴミが捨てられているのかを観察してきてもらいます。

途中、スタッフが拾っている様子を見に行きました。小さいお子さんも、頑張って歩いています。ゴミもずい分たまってきました。P1390454P1390450P1390460

一時間後…続々と帰ってきたみなさんの手にはふくらんだゴミ袋。

ペットボトル・缶・吸い殻・可燃物に分別してもらいました。

大量のゴミを前にみんなで考えたことは、

①吸い殻が多い

②お酒の缶ゴミが多い

③ゴミがすごく多く捨てられていた(子どもの意見)

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④ゴミが思ったより少なかった。ゴミがあると、ゴミをもっと捨てられてしまうので、常にきれいにして気持ちのよい町にしたい。(大人の意見)

①・②は大人が捨てたゴミですね。子ども達に胸を張っていられるような大人でいたいものです。

さて、お腹が減ったところでとん汁大会!

みなさんおいしそうに頬張ってくれています。昨日頑張って野菜を切ったかいがありました。

みなさま、ご参加ありがとうございました。(加藤)

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2011年11月22日 (火)

黒川クリーンアップ&豚汁準備中

見てください、この大量の野菜!

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ダイコン・人参・ごぼう・ネギ。写真に写っていませんが、コンニャク・サトイモ・肉…

これらの材料を豚汁用に細かく切るのです。

しかも1人で(泣)!

コンニャクを湯がいている間に人参を切ります。

黙々と準備していると、頭の中が空っぽになります。午前中はニンジンとコンニャクを切り終えました。P1390401P1390400P1390398

午後からはダイコン13本にとりかかりました。太いダイコンですが、これをいちょう切りにするのです。だんだん肩がこってきて、包丁を持つ親指がしびれてきました。ちょっぴりつらくなってきました。

しかしやめるわけにはいきません。明日の豚汁を食べる顔を思い浮かべるだけで俄然やる気になってきます。

夕方になり、助っ人参上。どうにかあと1時間で切り終えそうです。

掃除の後の豚汁、おいしいですよ~♪明日のご参加をお待ちしています!

明日の午後からはじまるチャリティージャズライブは予約不要。お時間ありましたら遊びに来てください。(加藤)

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2011年11月21日 (月)

干し柿作り

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今年もセンターに秋の風物詩、干し柿が吊るされました。

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皮をむいたオレンジ色の柿が軒下に吊るされる姿は風情があります。

やっと気温が下がったので一安心なのですが、気温や湿度が高いと、柿に青カビが発生してしまいます。

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気温が下がるのを待っていたため、柿をもぐのが遅れ、熟れて柔らかくなった柿もありましたが、かろうじて間に合いました。

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早ければ10日ぐらいで渋が抜けるはずです。12月4日(日)のネイチャーボランティアの時には、参加者の皆さんに食べていただけると思います。作業の後に、自然の甘みを味わってください。疲れが抜けること間違えなしです。

熟れて柔らかくなった柿は、樽に入れて発酵させ柿酢を作ってみようと思います。1年間の気長な作業ですが、できた時には報告させていただきます。(野口)

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2011年11月20日 (日)

アウトドアCafe~ガールズ★もこもこ羊毛フェルティング~

11201b 今日は、アウトドアCafe~ガールズ★もこもこ羊毛フェルティング~を行いました。今日の参加者は全員女子!14名の参加者と、講師の篠原さん、そしてスタッフの計16名での実施となりました。11202b

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午前中は、手形に合わせて羊毛を貼りつけて、縮めていく手法を使っての作品作りです。

2人組になって、相手の手を借りて、石鹸水を使って羊毛をフェルトにしていきます。色とりどりの羊毛から、好きな色を選ぶだけでも楽しい時間です。

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11206b 手形に合わせて形が出来たら、ハサミで切って手を抜きとります。ゴム手袋のカラフル版のよう・・・この大きさから、こすったり、丸めたりしながら どんどん縮めて、元の大きさの半分位の大きさになりました。これで、洗って乾燥させて、完成!名付けて、『ハンド君』or『ハンドちゃん』です。揉んだり、こすったりと、縮めている間に愛着が湧いてきましたね♪

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お昼休憩をはさんで、午後からは【ニードル】という、羊毛を絡めていく特殊な針を使った方法でのフェルティングです。

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11209bまん丸を作って、中にヒヨコの形をニードルでつけていきます。みんな個性豊かなヒヨコのアクセサリーが完成しました。

こうやって、ビニール袋に入れると・・・売り物のよう。カワイイ~。ハンド君にもニードルで飾りを付けて変身!オシャレになりました☆

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最後、ダッチオーブンで焼いたスコーンと、手づくりリンゴジャム、スパイシーチャイでティータイムです。参加者の方から今日の感想を一言ずついただいき終了となりました。

今日はお天気に恵まれ、参加者どうし会話も弾み楽しいアウトドアCafeの第2回目となりました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうござました!(伊藤)

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2011年11月19日 (土)

親子でアウトドアクッキング

昨日に引き続き、今日の利用団体の皆さんも、野外料理に挑戦していました。

あいにくの雨模様。

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センター恒例の巨大タープが大活躍です。

センターではドラム缶でピザを焼きますが、簡単な道具で本格的なピザを焼く方法として、鉄板に乗せてピザを焼き、アルミホイルを巻いたBBQ用の網を乗せ、その上に炭を置き焼いていました。

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この方法なら、網と鉄板という簡単な道具で手軽に本格ピザを焼くことが可能です。勉強になりました。

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家族でBBQに行く時に、ぜひ挑戦してみたいと思いました。

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何やら、ダッチオーブンからも、おいしそうな匂いが漂ってきます。

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ネットに入れたお肉をダッチオーブンに乗せ、焦げ目がつくまで焼きます。

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その後、彩り豊かな野菜が加えられ、蓋を閉じ、蓋の上にも炭を乗せ、野菜が柔らかくなるまで煮込んでいきます。

事務所に戻ってきてしまったため、完成品を見ることはできませんでしたが、絶対おいしいですよね。

ダッチオーブンをお持ちの方、レパートリーのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

明日はセンター主催事業のアウトドアCafe「ガールズ★モコモコ羊毛フェルティング」が行われます。

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雨の中ですが、準備も順調に進んでいます。天気も回復の予報が出ているので、秋空のもと、楽しい1日になりそうです。どんな羊毛フェルティングができるのか、明日の報告にこうご期待!(野口)

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2011年11月18日 (金)

野外調理実習

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今日は川崎市保育会・食育班のみなさんが調理実習にいらっしゃいました。

震災などの非常事態が起こったときにどんな食事が出来るのか、前もって考えてきた献立を今日作るのだそうです。

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参加者のみなさんは市内の民間保育園(35施設)に勤める保育士さん・調理師さん達です。さて、どんな食事を作るのでしょうか??

各班、野外炊事場で調理に取り組んでいます。うどん・ほうとう・ぞうすい…身体が温まりそうなメニューが多いです。この時期にはもってこいですね。

普段の生活で薪を使って調理をすることはなかなかありません。野外炊事に慣れておくのはとても大切なことだと思います。

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鉄板や羽窯、鍋…色んな調理器具を使っています。P1390207

震災時はどんなものが使えるのか、どんな食材が手に入るのか。その時に手に入るもので代用するしかないですね。

さて、試食会が始まりました。私もおすそ分けを頂きました。

それぞれの料理は栄養士さんが関わっているだけあって、野菜が多くて身体に優しい料理のような気がします。

カレー風味のツナドックは一口食べるとカレーとツナ・きゅうりがあわさって、口の中に広がります。後から甘さがやってくるので、子どもにはちょうどいいかもしれません。

私も被災地へボランティアへ行きました。当時は食事も、窓が割れた家で過ごすのも、情報が手に入らないことも、とてもつらかったそうです。

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前もって事前研修をし、心構えをもっておくのはとても大切なことだと感じました。

ご利用ありがとうございました。(加藤)

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2011年11月17日 (木)

サカキ と ヒサカキ

センターに、ヒサカキという常緑樹があります。

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葉っぱは硬く、光沢があり、特徴的なのは、鋸歯(葉の縁のギザギザ)がある点です。ほとんど同じ名前のサカキ(榊)には鋸歯がなく、葉を観察することで見分けることができます。

サカキは神棚に飾るなど、神事によく用いられることで有名ですが、関東では意外と手に入りづらいようで、代わりにヒサカキが用いられているのが一般的なようです。

先日、近所の花屋さんで、「国産のサカキはほとんど流通していないけど、うちでは扱っているよ」と言っていました。しかし、よく見てみると、やっぱり鋸歯がありました。

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実は、このヒサカキ、ネイチャーボランティアでたまに間伐の対象となります。常緑樹が増えすぎるのを抑えているのですが、間伐しても、1~2年もすると切り株からにょきにょきっと新しい枝葉が生えてきます。その生命力にはいつも驚かされていて、諸説ありますが、この生命力の強さが、神事に用いられる理由の一つではないかと思ってしまいます。(塚原)

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2011年11月16日 (水)

のあそびっこワールド全開

今日ののあそびも、17名の子どもたちと元気に活動してきました。

今回も、二手に分かれての活動でした。 

”探検チーム”は、ちょうどいい坂を見つけては、お尻をつけて上手に滑り降りていきます。夏前に比べると、ずいぶん下りるスピードが早くなったような。

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初めての子も、はじめはお尻や手を地面につけるのに抵抗があるようでしたが、周りのみんなが滑るのを見よう見まねで降りていくうちに、みるみる上手になっていきます。

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今日はどんぐり大発生。カシのかわいいドングリがあちこちに落ちていて、7大忙しです。

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こちらはドングリではありません。なんと、かたつむりの殻を発見!このあと、みんなが寄ってきて・・・ちょっとしたスターですね。

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一方の“家づくりチーム”は、階段を下りて、いつもの拠点へ。

長い竹をみんなで運びます。どこの材料になるのかな。

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幹の分かれ目に竹を挟んでいます。「カメラ屋さん」とのこと。いい写真、撮れましたか~?

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はじめはどうしても同じ幼稚園の子どうしで遊ぶことが多いですが、一日の中でも徐々にほかのお友だちとのかかわりが増えていきます。スタッフが名前を呼ぶことで、自然と子どもたち同士も名前を憶え、それをきっかけに自然と仲間の輪が広がっていくようです。

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途中から、2つのグループがいつもの拠点で合流しました。

11竹の切株にたまった水も、子どもの手にかかれば、ペンキの材料に早変わり~。竹の肌にペタペタとつけて、色をつけていく。立派なおしごとです。

12←こちらもおしごとの真っ最中。溝にたまった草をお掃除してくれています。みんなきれい好きだなあ。

イタリアンレストランが開店しています。どんぐりパスタ、いらんかね~。なんだか、ホントに美味しそう。

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16自然物を使ったごっこ遊びが、ずいぶん増えたように感じました。森が子どもたちの発想をより豊かにしてくれているのかもしれませんね。

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「発想力」「たくましさ」いずれも、森のようちえんで大事にしていることです。継続することで、着実に力がついている気がしています。これからも、みんなの成長を少しでもサポートできればと思っています。(塚原)

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快晴のおさんぽくらぶ

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今日は雲ひとつない快晴です。

子ども達12人があつまり、おさんぽくらぶが始まりました。

さて、今日はどこに行こうかな??まずはどんぐり山の下の広場へいきます。

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広場に行くまでも冒険です。

階段をゆっくりおりる子、バランスをとりながらたたたっと上手におりる子もいます。先に下りてしまった子はベンチで休憩。

竹林の中に広場があります。「この広場、はじめて来た!」という声も。そうです、まだまだ行ったことのない場所があるんですよ。

広場では、さっそく集まって何か見つけたようです。おっと、30匹を超える毛虫が落ち葉の下で集合していました。このまま土の中で冬を越すのでしょう。じっくり見た後は、葉っぱのお布団をかけます。P139006811768P1390069

ミミズの赤ちゃんを見つけてじっくり見ています。あら、以前虫が苦手だった子もじっくり観察するようになりました。

竹をたたいて音を鳴らしたり、ドングリをたくさん持って見せに来てくれます。P1390059P1390055

遊んでいると、いつの間にやら顔が迷彩柄になっていました。

木登りにもチャレンジ。ちょっとぐらいの高さなら、登れるようになりました。4月の頃より子ども達の体力がついてきて、身体のバランスが取れてきたのがよく分かります。

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散歩はまだまだ続きます。

おいしそうな柿を見つけて、お土産にします。

恒例の坂すべりは、転びながらがんばって登りました。すべる時はスタッフの足をくぐってトンネルごっこです。

今日はたくさん歩いて転んで、体を動かしたので、ご飯をいっぱい食べたことでしょう。どんな遊びをしたか、ゆっくり聞いてあげてください。

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ご参加ありがとうございました。(加藤)

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2011年11月15日 (火)

羊毛フェルティングのまん丸を使って、モビール作り

11150b どんぐり山で収穫した渋柿。結構大量です!昨年は干し柿作りにチャレンジし、見事成功しました。

・・・さて、今年はどうしましょ!?小さい柿は、皮むきが大変なんです。

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今週末、11月20日(日)に行われる主催イベント、アウトドアCafe~ガールズ★もこもこ羊毛フェルティング~では、カラフルな原毛を使って小物を作ります。

今回も、講師の篠原さんをお招きして フェルティングの基礎を教えていただきならが作業進めていきます。私は、ダッチオーブンで焼くスコーン作り担当です。11152b

写真撮影用に、私も羊毛を買って小物作りをしていました。かなり、ハマっちゃいますね。

ふわふわの羊毛を、石鹸水を加えてコロコロしていると・・・きれいな【まん丸】ができあがります。いっぱい出来てくると、なんか可愛いくて、勝手に【まん丸君】と呼んでます。11153b

まん丸君が数個出来たので、今日はどんぐり山のどんぐりや小枝、松ボックリなどを使って、『まん丸君モビール』を作りました。

枝を切り、木の実とまん丸君に糸を通して、パーツを作りあげます。11154b

枝とパーツを、バランスをみながら結んでいきます。

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バランスが取れたら、糸の結び目にボンドをつけて固定します。

11156b ちょっとの糸を結ぶ位置で、モビールのバランスが悪くなってしまいます。慎重に・・・慎重に・・・でも大胆に。

パーツさえ揃えば、組み立てて行くのは1時間もかかりません。

もこもこのまん丸君の温かさと、木の実や小枝の持つナチュラルさが可愛い、秋~冬にかけてのクラフトにイイかもしれませんね♪(伊藤)

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2011年11月14日 (月)

自主保育“つくしっこ”

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朝からグラウンドはにぎやかです。自主保育の“つくしっこ”さんがグラウンドで遊んでいます。

どんな遊びをしているか、取材させていただきました。

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午前はボールや竹馬、ソリを使って遊んでいます。2歳に満たない子どもでもソリで遊ぼうとしています。

つくしっこの子ども達は毎回外で遊んでいるだけあって、とてもたくましいです。体力もかなりあるように思えます。

午後はドロ団子を作る子やうんていで遊ぶ子もいて、それぞれの遊びを楽しんでいます。

落ちている枝を拾い焚き火がはじまりました。マキにくべる前にのこぎりで太い枝を切っています。

火が落ち着いたところで、落ちている枝を使ってマシュマロを焼き始めました。P1380967P1380962_2P1380964

建物の周りをかけまわって、とっても元気です。時々けんかや思い通りにならないことで泣く子もいますが、すぐにまた遊びが始まります。

子どもの頃に走り回れる山があるって、本当にいい体験だと思います。

ただいま、つくしっこさんはお仲間を募集中です。見学希望の方は活動日に遊びに来てくださいとのことでした。

連絡先メールアドレスは、ayaka-shoji8726@docomo.ne.jp (白根まで)。

本日はご利用ありがとうございました。(加藤)

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2011年11月13日 (日)

森のようちえん指導者研修会②

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このコケ、見てください!朝日を浴びて、深い森の中にいるようですが…センターの桜の木です。

森のようちえん指導者研修会の2日目が始まりました。

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午前は森のようちえんの事例発表、午後は実践者から学ぶ幼児向けレクリエーション実践・講義を行っています。

厚いテキストを使った講義もあり、本日16:00まで続きます。

みっちり、充実した研修ですね。各拠点でこの研修をいかした活動が行われるのでしょう。みなさまの活躍を期待しています。(加藤)

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2011年11月12日 (土)

森のようちえん指導者研修会

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今日と明日との2日間、森のようちえん全国ネットワーク主催の「森のようちえん指導者研修会」が行われています。

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10時からは、森のようちえん体験会として、黒川での森の幼稚園を実際に見学していただきました。

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15人の子どもたちが参加し、黒川 森のようちえんがスタート。大人たちが見学していてもへっちゃら。探検や土手滑り、基地作りに宝物さがしなどなど、森の中で沢山のあそびを見つけ出します。

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切った竹にたまった水の中にどんぐりやきのこをほおり込みクッキングスタート。おままごとの始まりです。マグロ、イカ、最後はチャーハンが出来上がったようです。子ども達の想像力は素敵ですね。

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午後は森のようちえんアクティビティ実習が行われ、ネイチャーゲームや森の探検を行い、童心にも戻り、子どもたちのあそびの世界を体験してもらいました。

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まだまだ研修は続いています。夕食には黒川名物「ドラム缶ピザ」と「BBQ講習」が行われます。

その後も、夜も9時までディスカッションが続くようです。皆さん頑張ってくださいね。(野口)

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2011年11月11日 (金)

色が変わり始めました

雨が降って、一気に冷え込んできましたね。

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センターの入り口でいつも出迎えてくれているカエデが、徐々に色づき始めました。

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一方で、季節を間違えてしまったサクラは、ごく一部ではありますが、青々とした葉を出しています・・・季節外れとはまさにこのことです。

イチョウの木は、まだこんな感じです。

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これから、寒暖を繰り返しながら、徐々に色が変わっていくことでしょう。センターにお越しの際は、ぜひ季節の移ろいを感じてみてくださいね。(塚原)

※写真が抜けていました。申し訳ございませんでした。

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2011年11月10日 (木)

クラフト研修

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先日、宿泊室の通気口をふさいだばかりですが、さっそく破られてしまいました。トホホ…。

すぐ修理をしました。触りたくなる気持ちは分かりますが、破らないようにお願い致します。

さて、今日は子ども文化センターの研修2回目です。

お昼過ぎにクラフトを行っていたので、その紹介をします。

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1つ目は“フォーク・スプーン作り”。野外に出た時や災害があったときもこれがあると便利です。

ドリルやナイフ、のこぎりを使います。柄は好きな枝を選び、ノコギリでちょうど良い大きさに切ります。

ナイフで余分な箇所を切り取り、ドリルで穴を開けます。間違って手に穴を空ける人はいませんでした。P1380692P1380716P1380725

おもしろい形をした柄のフォーク・スプーンを紹介します。にぎりやすそう(?)ですね。

個性的な作品は大好きです。

さて、集会室では“箸作り”が行われています。

こちらでは大工道具のカンナを使っています。普段の生活でカンナを使うことはまずないと思います。鰹節を削る時ぐらいでしょうか。

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しかしみなさん、シュルシュルときれいに削っています。いい香りなのは、ヒノキ材だからです。

削った端にオイルを塗って完成!

この削りカスもお持ち帰りできます。目の細かい布に来るんでお風呂でもいいでしょうし、枕元や下駄箱に入れても良さそうですね。

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割り箸の約9割は中国産です。国産のマイ箸をバックに忍ばせてはいかがでしょうか?

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2011年11月 9日 (水)

友達・遊び、繋がる・広がる。

今日も「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」で、子ども達が元気いっぱいに活動しました。山の遊びに慣れてきた子が多くいた今回の活動では、子ども達の想像力が発揮される場面が多く見られました。

ふたつのグループに分かれました。
“なにか作りたいチーム”は、いつもの拠点に向かいました。
一歩入ると沢山落ちていたどんぐりを発見!
さっそく、「どんぐりチャーハンをつくろう!」と、どんぐりを拾い出しました。
竹の切り株の中にどんぐりを入れて、かき混ぜると・・いつのまにか「どんぐりスープ」のできあがり。
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ベットを作ろうと大きな竹を運び出したけど、地面にいた虫に気を取られてまた別の遊びへ・・・
次は竹の棒を運んでは、坂の途中に立てかけて橋を作ってみんなで橋渡りに挑戦。
橋渡りが一通り終わると、またどんぐりを集めて、どんぐりでお料理作り・・・
こんな風に遊びがどんどん変化していきました。
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遊びの流れの中で、「誰がお父さんになる?」「じゃ、私おねえちゃんね」などと役割が決まって行き、いつの間にか家族ごっこになっていました。
急な斜面での遊びで、時々バランスを崩しながらも、うまく木に掴まりながら遊びました。
P1380663 P1380641遊びながら、どんぐりの中の虫を見つけたり、葉脈だけになっている葉を見つけたり、色々な発見もありました。
始めは他の子が遊んでいたものを使って、また別の子が遊び出したりと、遊びのリレーのような繋がりがみられました。
ひとりひとりはちょっとずつ違うことをしてるけど、少しずつ繋がった遊びができました。
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さて、今日の探険チームは、また新しい遊びを開拓!
いつもはおしりで滑り降りる土手を、今日は登ったり降りたり・・
滑り降りるだけでは飽き足らず、登りにもチャレンジしていました。
急なところも登れるような脚力もついてきた証拠です。
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途中の木に登ってみたり、棒で穴掘り、どんぐり拾い、柵の竹の棒を渡ってみたり・・と、ひとりひとりのやりたいこともやりながら、遊びが広がって行きました。
今回は「どんぐり拾いをする!」と決めてきている子もいて、他の遊びに興味をひかれつつも、その目的を果たし、満足そうにしていました。
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木の実や落ち葉が多いこの季節、人気の遊びは、やはりお料理作り。
こちらのチームは、パスタ作りに夢中でした。
パスタは、竹が裂けてできた細いもの、お鍋は竹の切り株、半分に割れていた竹のお皿にパスタをのせて・・竹を上手に使って遊んでいました。
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「パスタに水を入れよう!」と、側溝の水(山からの湧き水です)を竹で汲みに行く子も出てきました。
それぞれの子ども達がアイディアを出しながら遊びました。
その遊びの中でお互いに名前を呼びあう場面も多く出てきました。
また、似た様なお料理の遊びを他の場所でしている子もいたり、全く違う遊びを楽しむ子がいたりと個々での遊びと友達と関わりながらの遊びが展開されました。
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段々と秋から冬に変わって行くこの季節ののあそびくらぶは、子ども達の遊びも変化させていきます。
何度か一緒に参加している友達の顔も覚えて来ました。
その友達と一緒に遊んだり、名前を呼びあったり、という姿も見られます。
今後も友達同士の関わりが増えてきて、遊びが全体に繋がりを持ってくることでしょう。
来週ののあそびくらぶも楽しみですね! 野村なおなお

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2011年11月 8日 (火)

センターの冬支度①

1181b 毎年11月を過ぎる頃、「今年もそろそろやらなきゃね~」という会話になります。何をやるのか・・・

1182b それは、宿泊室引き戸の通気口を塞ぐ作業です。

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夏場は、出来る限り風通しを良くしておくためにとても良いのですが、冬は寝ていると冷たい空気が流れ込んで来て寒い!!のです。

1184bなので、この時期になるとシートを切って、各部屋のドアに貼りつける作業を行っています。

とはいえ、川崎市内の施設ですので大した冬支度ではないのですが・・・その次の作業は、暖房器具の燃焼チェックをしなくては!

この冬はショウガのドリンクやお菓子、料理がブームですね。前日、新百合ケ丘にある「しょうが」のお店がテレビで紹介されていました。人気のお店ですよね。今年はお手製のジンジャーエールでこの冬を温かく、風邪をひかないようにしたいと思います。(伊藤)

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2011年11月 7日 (月)

ロープワーク研修

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子ども文化センター職員のみなさんが研修にいらっしゃいました。今日の研修はいつにも増して難しく感じます。

災害時やアウトドアで役立つロープワーク技術や刃物の使い方、鍋釜を使わないクッキングを体験します。

簡単なグループ分けゲームをおこなったあとは、ロープワーク研修です。

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まずは基礎編。基本8種を習得し、グループ対抗でロープワークゲームをおこないます。早くできる人もいれば、なかなか結べない方も…。

頭で理解して手を動かすと、脳のトレーニングになりそうですね。

応用編は外に出てタープの設営をおこないます。巻き結び・自在結びに加えて、本結び・テグス結び・ひとえ継ぎのロープワークを使ってタープをたてます。

タープの下で昼食をとった後は、刃物を使用したクラフトが始まります。カンナを使った箸作りは上手くいくでしょうか?

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今日は17時まで研修が続きます。(加藤)

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2011年11月 6日 (日)

ノエビア主催 「親と子の環境教室」

センターで、化粧品会社のノエビアさんによる『親と子の環境教室』が行われました。

「ノエビアのスキンケアは、植物のめぐみがあってこそ。」

その植物たちに生命を与える未来の自然を考え、2010年からノエビアでは野口 健さんといっしょに、未来の自然環境を考える活動を行っているそうです。

今日はこのセンターに野口 健さんが足を運び、16組の親子と一緒に121

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竹を切る作業と、切った竹を使って竹カップ作りにチャレンジしました。

今日は、月に一度のネイチャーボランティア(黒川の森の手入れ)の日

なので、講師にはやまぼうし自然学校の方をお呼びしました。職員も指導に加わります。

健さんがはじめに竹を倒すと、

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大きな歓声があがりました。160

健さんに続けと、子ども達も竹を倒していきます。

なぜ竹を倒すか?

竹を切らないと薮になり、森に光が当たらなくなるからです。

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切った竹は捨てずに

有効活用(竹カップ作り)します。222

はじめは話をしなかった参加者同士も、協力しあって竹カップ作りに

夢中になっていました。

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最後は完成した竹カップを持って記念撮影です。

健さんの話にもあったように、

参加者のみなさんにとって今日の体験は267

「自然に目を向けるきっかけ」づくりになったのではないでしょうか?

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今後とも身近な自然に目を向けてもらいたいと思います。

(園部)

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2011年11月 5日 (土)

黒川特製みその、とん汁会 まだまだ参加者募集中!

1151b 1152b毎年、センターで2月に行っている『みそ作り』のプログラム。昨年仕込んだおみそも、イイ味に仕上がっています。

この、特製みそを使ってのとん汁会・クリーンアップイベントのご案内です。

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11月23日(祝・水)、10:00~13:00で『黒川クリーンアップ&とん汁会』を開催します。2時間弱、黒川周辺のゴミ拾いをみんなで行った後は、巨大ナベで作るとん汁で温まろう!というこの企画。

本日までに80名の方がエントリーしていただいています。この巨大ナベは、一度に300人前のとん汁を作ることができるので、参加者はまだまだ募集中です。1154b

1155b さて、今年度もみそ作りプログラムの参加者を募集します。間もなくセンターのホームページ、チラシ・ポスター等でご案内致しますので、もうしばらくお待ち下さい!

毎年、大豆を煮ている間に 大豆から豆乳を作って【ざる豆腐作り】も行っています。こちらも、作りたてのホワホワのお豆腐が人気のプログラムです。秋~冬にかけてもセンターではイベントが盛りだくさんです。

ぜひとも、ホームページをチェックしていただき ご参加いただきたいと思います。(市政だよりに毎回載る訳ではないので、ホームページが一番確実です。)

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12月18日(日)の『おもちつき2011』ですが、こちらは往復ハガキでの受付が既に始まっています。定員数を超えるご応募をいただいておりますので、今年も抽選となります。(伊藤)

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2011年11月 4日 (金)

屋根の雪下ろし ならぬ 落ち葉下ろし

そろそろ葉っぱが色づく季節となりました。センターでは、一足先に落ちたサクラの葉が屋根にかなりたまっていたので、枯葉を落とす作業を行いました。

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12ここは、2階へ上がる階段を上ったところにある避難口近くです。低くなっていて、毎年枯葉がたまる部分なのですが、すべて枯葉で埋まってしまうと、乗れる部分と勘違いされて落下する危険性があるので、きれいに落としました。

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こちらは、工作室の屋根。散策路に面している側は、ウォーキングをされている人からも見えるので、気になっていました。やはりきれいな方が気持ちがいいですね。

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集会室のグラウンド側の屋根。竹ボウキを使って思いっきり葉を落とすのは、なかなか爽快です。

グラウンドには、屋根から落とした枯葉がどっさり。最後に片づけをしていたところ、たまたま遊びに来ていた地元の小学生が二人、興味深そうに近寄ってきたので、一緒にホウキを使って片づけをしてもらいました。

「学校の中は掃除するけど、外ってやったことないんだよな~」などと言いながら、落ち葉競争で盛り上がり、あっという間に片づけは終了。なんでも遊びにする子どもに感心するとともに、どうせやるなら楽しくやった方がいいよな、と思いがけず子どもたちに教えられた日でした。(塚原)

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2011年11月 3日 (木)

秋の花が咲いています

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サフランが開花中です。ダラ~ンと長く垂れた花柱(めしべ)を薬や染料、香辛料に使います。

一つの花から少ししかとれないので、とても高価ですが…食べ過ぎは要注意。致死量は12~20gです。薬と毒は紙一重ですね。

この紫色の花はとても可憐で、毎年咲くのがとても楽しみです。

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サフランの近くでは、ヤツデの花が咲き始めました。今は一番上の花が咲いています。花は上から順に開花するので、しばらくヤツデの花が楽しめそうです。

ヤツデはおしべとめしべが同時に開かず、おしべが先に成熟して(雄性期)、その後にめしべが成熟します(雌性期)。今はおしべが開いていました。

そばには黄色い小菊も咲いています。

派手は花ではありませんが、秋の花をお楽しみください。(加藤)

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2011年11月 2日 (水)

ふたつのくろかわ探検隊!

今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、探検隊が2チーム出来ました!
競うように、「いくぞ~、お~!!」「レ~ッツ、ゴ~!!」の掛け声で出発しました。

どこかで橋作りをしようと出発した、このチーム。
長い竹を半分に割ったものを見つけると、みんなでそれにまたがり、「まじょでんしゃ」と呼んでいました。
今日の探険の半分は、この棒と一緒に行きました。
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途中で、自分の好きな長い棒を拾い、それを自分で運びました。
階段を降りる時、どうするかを自分でよ~く考えて、上手に降ろして、本人も大満足☆ P1380139 P1380144

「なんだこれ?」
何でも不思議で何でもおもしろくしてしまう天才の子ども達。
落ち葉やススキの穂、小さな木の実を見つけて、嬉しそう。
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洋服にくっつく、通称「くっつき虫」を発見!
お互いの服にくっつけ合ったり、自分でつけてみたり、軍手でとろうとして、全部軍手にくっついて大笑いしたり♪
「くっつき虫」に大盛り上がりでした。
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もう一つのチームは、ひたすら探険しました。
子ども達が行きたい方向を自分達で決め、面白い物があったら立ち止まってみんなでそれを観察。そして、また突き進む!
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途中で見つけた物で遊びながら進む探険は、ゆっくりのんびりした時間になりました。
途中のあずま屋でちょっと休憩して、落ち着いた雰囲気の活動でした。
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みかん畑では、みかんのにおいをかいで、「いいにお~い!」
スタッフが「みかんたべたいなぁ」と言うと、「だめ!」と一斉に止める子ども達。
途中で見つけたクモの巣を、じ~っと見つめる子ども達。
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今日のエピソードをひとつ。
のあそびくらぶには、3つのお約束があります。
一つ目は、「一人で勝手にどっかに行かない」
二つ目は、「お友達と仲よくしよう」
三つ目は、「自分の事は自分でしよう」

二つ目の約束には、こちらの想いがあります。
それは、様々な幼稚園、保育園から集まってくるので、知らない子とも遊んで欲しいという想いです。
今日、「なんでだと思う?」と、子ども達に聞くと、「けんかしちゃいけないから!」と即答。
それに、「けんかしてもいいよ。」と答えると、みんな一斉に「だめだよ~!」と言っていました。
「嫌な事は嫌だって言ってもいいよ。だから、お友達を傷つけなければ、けんかもしていいよ。」と、子ども達に話しました。
普段幼稚園では、けんかはいけないことと教えられていると思います。
でも、自分が嫌な事を嫌と言える事は、大切だと思っています。
この話を聞いた子ども達は、神妙な面持ちでした・・・。
こんな話が出た、今日の回。
明日、幼稚園でけんかをして来たら、多めに見てあげてくださいね。

この森のようちえんでは、自分のやりたい事・やりたくない事がわかるように、そしてそれを人に伝えられるようになってほしいと思って活動しています。
自然の中では、そんな状況が生まれやすく、その中でコミュニケーション能力が育ちます。
そして、自然が子ども達を育ててくれます。
この活動を通して、子ども達の育ちを見守って行きたいと思っています。野村なおなお

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里山の中の遊び広がる、おさんぽくらぶ。

今日の「くろかわ森のようちえん おさんぽくらぶ」も、たくさん身体を動かして、たっぷりお山で遊んできました!

まずは、みんなで探険出発です。
ななめの道も上手に歩けるようになりました。
しっかり木の根を掴んで・・・がんばってます!
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みんなが大好きな土手滑り。
子ども達にとっては、天然のすべり台です。
お母さんと離れる時に泣いてしまったお友達も、土手滑りの時はちょっと楽しそう。
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探検隊はいつも棒を持ったり、柵に乗ってみたり・・
少し立ち止まったところで、ちょっと遊び、また出発する。
そんな探険を楽しんでいます。
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「なにかいないかな?」
子ども達の目はいつも何かを探しています。
「みて~!」
見つける度に見せてくれます。
ちょっとした穴に棒を入れて突付いてみます。
そして、気づくとお土産いっぱい♪
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そして、今日みんなで始まったのが、見立て遊び。
「ほら!にんじんだよ!」
「キャベツみつけた!」
「おほしさま♪」
思い思いの物に見立てて遊びました。
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それから、スープ作りがはじまり・・
中に入れた物は、お魚に見立てたはっぱに、白菜に、にんじんに、お肉に・・
ハンバーグも入って、みんなで混ぜ混ぜ。
おいしそうなスープを作りました。
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あちらこちらで、自分の好きな物を使って、スープを作ったり、お鍋をしたり、
落ちている自然の物を上手に使って遊びました。
P1380091 P1380102 P1380075今日は、いろいろな遊びが始まり、みんなでそれを楽しんだり、一人で遊び込んだりして過ごしました。
だんだん歩き方もしっかりしてきた子ども達は、出来る事もどんどん増えていきます。
また、お友達との関わりが生まれてくる年でもあります。
子ども達の発達に合わせ、いろいろな新しい遊びが見えてくるのがこの活動の面白い所だと思っています。
おかげさまで好評なこの活動ですが、ぜひ、お子さんの成長の場の一つとして、参加してもらえたらうれしいです。
野村なおなお

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2011年11月 1日 (火)

自然食ランチを食べよう

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館内にいい香りが漂っています。

今日は神奈川シニア自然大学校のご利用がありました。研修内容は『自然食ランチを食べよう』です。

生きる上で不可欠な“食”について、安全・農と暮らし・調理方法など、様々な視点から食を考え、学びます。

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厨房では男性女性が熱心に料理を作っています。誰ひとり、ボケ~っと眺めている人はいません。みなさん自主的に、きびきびと動いています。いえでも

しばらくすると、色んな料理が並び始めました。

ハスイモの葉っぱのお皿に、サラダが並んでいます。はじめて見るハスイモの茎を試食させていただきました。初めて食べる食感です。上手く表現できません…。

豆腐が入ったピザ生地もきれいに焼けました。デザートのカスタードは、とろっとしていて美味しそうです。

晴天の下、歓談しながらの昼食は最高ですね。ご利用ありがとうございました。(加藤)

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