こどものせかい。
今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、いつもとちょっとだけ様子が変わってきました。
まず向かったのは、いつも拠点とする開けている場所へ全員で行きました。
おしりでズルズルと土手をおりて行きます。
子ども達は早速何をしようか、遊びを探し始め、思い思いに遊び始めます。
一人の子が面白そうな事をしていると、そこにいろいろな子が関わります。
長い竹の棒を運んだり、立てかけたり、引っ張り合ったり、指示したり・・・
いろんな事をしながら家ができあがりました。
そこにある木からどんな遊びに発展するかは、ひとりひとり違います。
沢山ある丸太を使って、アスレチックのようにして遊んだり、
枝を置いて「ふね」に見立てたり・・
それぞれの発想が遊びを豊かにしてくれます。
もちろん、友達やスタッフとの関わりも遊びを膨らませるひとつになっています。
相談したり、見せたり、探したり、覗いたり・・誰かがいる事でそこから新しいアイディアが生まれる、そんな遊びの場になります。
「こんなことできる?」
「ここでパスタをつくるんだよ」
ひとりひとりの遊びや発想も広がりました。
丸太の上に座ってみたり、橋を作って渡ろうとしてみたり、
長い割れた竹の上に落ち葉を並べて、「エビやさん」をしたり、
木の枝を使って水筒置き場を作ったりしていました。
今日は切り倒した、どんぐりの木の枝から、小さなどんぐりを沢山集めて、お料理を作る子が多くいました。
今日のズボンのポケットに沢山どんぐりが入ってるかも・・・
思い思いに好きな場所で、お気に入りの物を集めたり、空間を作って遊んでいました。
今日の遊びの中で、いろいろな子が関わったもう一つの遊びが、「パスタやさん」でした。
「もくようびの2じからですよ~!」
と、木を叩きながら呼び込む子がいたり、
竹の切り株にたくさんのどんぐりの実を入れて
「どんぐりのあくをぬいてるの」
と、言っていたり、
そのどんぐりを集めてくる子達が来たり・・・
それぞれが「パスタやさん」というキーワードから、
いろいろな発想をして遊びが展開して行きました。
今日はあっという間に時間が来てしまい、全体的に子ども達が遊び込んでいた、活動となりました。
こんな時は、私達大人は一歩引き、“こどものせかい”を大切にしています。
子ども達の遊びと経験が豊かになり、遊びも更に膨らんできました。
今後ののあそびくらぶがどんどん広がってきます!
どんな“こどものせかい”が広がるか、楽しみです。
野村なおなお
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