秋のお供え物と、イヌタデ
昨夜の雨に濡れて、植物がキラキラしている朝です。センターのモミジの木の先の方が、ちょっとずつ色が変わってきています。分かりますか?
センター周辺の紅葉の見ごろは、毎年だいたい12月上旬です。柿の葉も徐々に色が変わり始めています。
この季節になると、どんぐり等の木の実があちらこちらに落ち始めます。・・・そうすると、なぜか毎年のように玄関のゲタ箱の上に、柿の実やどんぐり、栗のイガイガなど 秋の実りを拾って置いていってくれるようです。誰が置いたのか分かりませんが。
お供え物のように並んでいて、ほほえましい光景です。(今度、誰が置いているのかをこっそり見てみたいと思います・・・)
←これは、【イヌタデ】という植物です。通称(赤まんま)と呼ばれているそうですが、お赤飯のようにツブツブの蕾が特徴です。草木染めの代表、【藍】と同じタデ科の植物で、似ていますが、藍のような色はでませんし、食べられません、
『イヌ』・『カラス』・『クマ』なども似ているけど違うモノ、食べられないモノ、利用価値の低いモノに付けられるようです。
例えば、カラスウリ・カラスノエンドウ・イヌワラビ・イヌザンショウ・カラスザンショウ・イヌツゲ・クマイチゴ・・・など。
この【イヌタデ】は、蕾はピンク色で可愛らしいのですが、花は開くと白いのです。これは、虫達をピンク色で誘っているそうです。この時期、道端でよく見かけますよね。ちょっと立ち止まって白い小さい花を見つけて下さい。
コレは以前ご紹介した、キツネノマゴ。スパイスの瓶が空いたので、お供え物の隣に飾ってみました~。カワイイ。(伊藤)
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