子ども同士の関わり
今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、先週は台風で中止になってしまったので、一週空いて開催されました。
今日の子ども達は、みな一度は参加してくれているリピーターばかり。
今回も約束事や注意事項などの話と、「今日は何をしたいか」の相談タイムの後二つのグループに分かれました。
今年ののあそびくらぶは、後半戦に入り、子ども同士の関わりも変化が出てきました。
探検隊では、子たちで行く場所を決めていきます。
いろいろな場所を行きつくしている子ども達は、相談しながら進んでいきます。
子ども同士で行きたい場所を言い、意見が分かれると、どうするかをみんなで決めます。
単純に多数決という訳にはいかないときも多いのです。
台風の後のどんぐり山は、たくさんの枝が落ちていて、いつもと様子が違いました。
今日はみんなよく転んでいましたが、みな、上手に転べるようになっています。
高いところ、面白そうなところによじ登るのが大好きな子ども達。
一度は「怖くて行けない~」と半べその子も、周りの友達の応援で登れるようになっていきます。
周りの子も、ただ手を差し伸べるだけではなく、「ここつかまるんだよ」とか、「こうやってのぼってごらん」などと声をかけるようになりました。
今日はケンカをする子もいました。
きっかけはあまり大したことではありません。
怒って、謝って、笑顔になる。
こんな過程を通して、コミュニケーションを学んでいくのでしょう。
遊びは、子ども同士で考えながら、できていきます。
橋をどうやってつくるか?
子ども同士で相談しながら作り上げていきます。
何かを見つければ、みんなで「なんだろう?」と観察します。
今日はヒルを見つけて、つついたり、伸ばしてみたり・・・
「ゴムみたいだね~」「じゃぁ髪の毛しばれるかなぁ?」
子どもの会話はユニークです。
あかとんぼで意気投合!
今日、急に仲良しになりました。
ちょっとしたきっかけで仲良しにもなれるようになりました。
こんな風に、今日一日の中でも、子ども同士で考えて、相談して、行動してみて・・
いろんなことを感じて、そして、楽しむ!
ただ、ただ自然の中で遊んでいるのではなく、
いろんなことを考えて、コミュニケーションをとって、
遊びを作り上げていく・・・
それが「森のようちえん」の醍醐味なんですね。
次回はどんな会話や関わりが生まれるか、楽しみです。 野村なおなお
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