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2011年6月 9日 (木)

安全について

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本日センターでは、JON(ジャパンアウトドアネットワーク)主催の「キャンプディレクターのための安全研修会」が行われています。

自然の中で行う活動には、必ず危険のリスクがついてきます。事前に、活動中に、事後にリスクを回避するためできることは何があるのか?1泊2日の研修会に全国から25人のキャンプディレクターが集まりまりました。

センターからも2名の職員が参加しています。研修の内容については後日報告させていただきます。

さて、当センターにも、危険な生き物が住んでいます。最近頻繁に目にするのが、オオスズメバチ。昨年、一昨年と敷地内の木の根元に巣を作りました。今年はまだ巣を発見できていませんが、頻繁に飛んでいるのを見ると、どこかに作っているに違いありません。

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オオスズメバチを見つけても何もしなければ人に攻撃することはまずありません3991。危険なのは巣の近くに行くことです。巣を守る習性があるため、巣の近くに行くと攻撃を仕掛けてきます。むやみに藪の中に入って行ったりしなけらば、刺される心配はまずないので、安心してください。

また、黒い服はクマと間違えて攻撃されやすいそうです。黒い服は避けましょう。そして、甘い香りの香水には匂いにつられて寄ってくる場合があるので、野外に出るときは香水を控えてください。

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スズメバチに続いて住んでいる危険な生き物がマムシです。普段はほとんど出てきませんが、昨年は2匹を駆除しました。マムシは毒蛇ですが、大変臆病な性格です。人の気配がすれば逃げて行ってしまします。怖いのは、マムシいるのに気付かずに踏んでしまい、驚いたマムシに噛みつかれることです。むやみに藪に入らないことをお勧めします。

事前のリスク回避という点では、危険な生き物がいるという事を理解しておくこと、また、対処法を理解しておくことが重要です。

幸いなことに、スズメバチやマムシにより事故はまだ1件もおきてはいません。これからも事故のないよう注意を促していきたいと思います。(野口)

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