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2011年6月30日 (木)

七夕飾り、始めました

6301b ←センターの坂の脇に咲くアジサイ。ウズアジサイという品種だそうで、別名オタフクアジサイ(お多福紫陽花)というそうです。

6302b装飾花の回りが内側に丸まっているのが特徴です。花が小さくて、丸くて可愛いので 私のお気に入りです。センターには1株しかありません。挿し木で増やしたいなぁと思っています。

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今日で6月も終り。明日から7月です。7月7日は七夕。

昨日、のあそびくらぶを行っている間に竹を切ってきました。(ノコギリを持って森の中へ行ったら、のあそびくらぶの子どもたちに、「大工さんなの?」って聞かれました。6304b

まだ飾りは少ないので・・・七夕飾り募集中です。みなさんのお願いごとも飾れるように、短冊の紙を切って置いてあります。大人の方も、お子様もぜひお願い事を書いて行って下さいね。6305b

もう・・・既にいくつか短冊が飾れていました。

ん!1億円!?

(伊藤)

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2011年6月29日 (水)

遊びが始まる。遊びを創り出す。のあそびくらぶ♪

今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、新しい遊びがたくさん始まりました!
その日集まる子ども達で、活動の雰囲気が変わる、こののあそびくらぶ。
その醍醐味が味わえた、今日の活動でした。

いつも広場に着くと、早速長い竹運びが始まりました!
割れた竹の棒をしならせ、その上に乗って、船に見立てていました。
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草むらで・・・
「みて~!なんだこれ~~?!」
と、見つけたのは、草のつる。
ぐるぐるとコイル状になっている部分に、不思議そうにしていました。
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次に始まったのは、バランス遊び。
竹の切り株にどのくらい乗っていられるか・・?
竹の上にみんなで乗って、バランスがとれるか・・?
いろいろな事を試して、楽しんでいました。
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更に、そのバランス遊びに使っていた竹を使って、シーソーが始まりました。
偶然に見つけたこの遊びが、はじめは2人だけだったのが、3人、4人とみんなが集まり、遊びが広がりました。
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今回は、大工さんが2人登場!
長い木を運び、家の壁にしたり、まるでクギでも打つように、竹を叩いたり・・
顔つきも職人さんのようになっていました。
完成したお家に入ると、「い~ね~」と満足気。
次回、もっとこのお家が進化していくといいですね。
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ず~っと、葉や木の実を集めて、お料理を作っている子達もいました。
自分達がやりたい事を、繰り返しながら、更にその遊びにストーリーをつけていきます。
そこに毎回登場するのは、ダンゴ虫。
帽子に集めて来たお料理の材料で、おいしいご飯ができました!
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今日は遊びが始まると、発展し、また違う遊びが始まる・・そんな活動でした。
子どもの数だけ遊びがある。
子ども達の発想の豊かさに、いつも感心します。
そんな子ども達の発想を大切に、育んでいく活動をしていきたいと思っています。
野村なおなお

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お友達と一緒に発見!探険!おさんぽくらぶ☆

今日も「くろかわ森のようちえん おさんぽくらぶ」を行いました。
気温が高い1日でしたが、子ども達にはそんな事はおかまいなし!
元気に活動して来ました。

まずは、いつもの長い階段を一段一段、自分で気をつけながら降りて行きます。
早く降りられた子達で、「はい、ポーズ!」
0629_10629_2急な坂は、すべり台代わりです。
おしりで上手に降りられるようになりました!
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山の広場の端にある、湧き水が流れる側溝に直行!
「あ!ムシさんいる」 「なにかいないかぁ~」と覗き込みながら、
棒でバシャバシャと水しぶきをあげたり、“とぽん、とぽん”という水の音を楽しんだりしていました。
そして、見つけたのは、ミミズさん。
子ども達に大人気で、なぜか途中で切れてしまいました。

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「みみずさん、うごいてる」
切れてしまったミミズに興味津々。
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他にも、釣りをする子、長い棒を担いで歩く子、いろいろな遊びを楽しんだ子ども達。

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山にはキノコがたくさんあり、それを取り、どこまでも登って行く子もいました。
「ぼくもほしい~」
後からついて行ったお友達とふたり一緒に、キノコをにぎり、大満足!
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最後は土手滑り・・・と、いうよりも、土手登りがメインの遊びが始まりました。
上手に木の根っこを掴んで登るようになり、動き方、足の運び方が上手になってきました。
土手を登るお友達に声援を送る、応援隊も登場しました!
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今日のおさんぽくらぶは、友達との関わりが、多く見られました。
だれかが見つけた物に「どれどれ・・」と覗き込み、集まってくる場面が多く見られました。
これからの活動に変化が見られそうで、楽しみです。
次回で、前期の活動は終了です。前期、最終回はどんな遊び・関わりが飛び出すか、楽しみです。野村なおなお

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2011年6月28日 (火)

簡単クラフトの紹介

午後から急に太陽が顔を出し、真夏の様な日差しが照りつけました。

外で活動している皆さんは、暑くて大変そうですが、事務所の中は木陰からの風が抜けるため、エアコンを使わなくても大丈夫です。(事務所の蛍光灯も2/3 に落とし節電に心がけています)

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これから夏休みを迎え、センターにも多くの団体の皆さんが訪れます。野外活動センターですので、グラウンドでのレクリエーションや野外炊事、キャンプファイヤー等など、ほとんどの団体が外での活動を計画しています。

今日のように、天候に恵まれれば良いのですが、一番困るのは雨です。室内でできる雨天プログラムを用意している団体は少ないため、急遽の雨でも対応できるクラフトキットをセンターで用意しました。

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お勧めは、「木のスプーン」。センターの森の手入れにより集められた枝の中から、自分のお気に入りの枝を探し、スプーンのえに加工します。加工と言っても、柄の長さにのこぎりを使って切り、ドリルで穴をあけるだけ。ヤスリをかけて角を落とせば出来上がり。最後に穴へ差し込み完成です。

柄の部分をナイフで削り、名前や模様を描いてもOKです。マイスプーンの出来上がり。(フォークもあります)

野外炊事でカレーを作れば、作ったスプーンがそのまま使えます。もちろんキャンプのお土産としても有効です。

値段は1個250円です。雨の時の保険としてクラフトを考えてみてはいかがでしょうか。

(野口)

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2011年6月27日 (月)

この夏も インターン実習生が来ます

今日は、天気予報に反し、午前中いっぱい雨が強く降っていました。おかげで、ここ数日の暑さは、少し和らいだ感じですね。あとひと月後には連日30度超えか・・・と思うと、少々ひるみますが、そこは持ち前の環境適応力で乗り切りたいと思います(笑)。

さて、今日も夏に向けた話題を一つご紹介します。

Photo先日、某大学のインターン実習生3名が、事前説明会でセンターを訪れました。

他にもたくさんインターン先があるなかで、どうして黒川を選んだのかを聞いてみると、みんな「自然」と「子ども」というキーワードは共通しており、正直ホッとしました。

小一時間ほど、業務説明や夏の日程調整をしたのち、施設の内外を見学しました。

Photo_3Photo_2それまでは、3名とも比較的おとなしい感じだったのですが、外に出るやいなや、急に生き生きしてきてビックリ。蟻の行列を見て興奮したり、土の急斜面にドキドキしたりと、本当に短い時間でしたが、ちょっとした探検気分でした。

子どもと接するとき、スタッフも子どもの気持ちになって共感してあげられることは、とても大切だと思っています。彼らと一緒に活動するのが、早くも待ち遠しくなりました。

机上の学びはもちろん大切ですが、実践がともなって初めて実になるでしょうから、彼らのインターン実習が学び多きものになるよう、職員一同、積極的にかかわっていきたいと思っています。(塚原)

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2011年6月26日 (日)

階段の修復作業

今日は、グラウンドの隅から上に登っていく階段の修復作業を行いました。

「森のようちえん」の子どもたちがよく使う階段で、ところどころ崩れたり、

階段そのものがなくなったり、くいが出ていて危ない箇所があったため、前々から気になっていました。

作業手順はいたって簡単。

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崩れかかっている所は一度階段を外して土を平らにしてから水平になるよう戻します。

階段がない部分には、切り出した丸太を使います。

そして最後にくいを打って終わりです。このくいも、木から切り出したものです。

土が柔らかく、くいを真っ直ぐに打てずに苦労しました。

土が崩れては階段の意味をなさないので、土を固めるために水と炭の燃えかすを土に混ぜて使いました。

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炭の燃えかすも役に立つのです。

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ようやく階段が完成!!これで子ども達も利用者の方も安心して森の中で遊べますね。

随時修復作業を行っていきますので、危ない箇所があれば教えてください。

(園部)

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2011年6月25日 (土)

涼を求めて~流しそうめん~

ここ数日暑い日が続いています。

特に今日は少し動くだけで汗が出ます。

こまめに水分を取り、熱中症には気をつけましょう!

本日、「つくしっこ」さんが流しそうめんを行っていました。004_2

お母さん方は準備に忙しそうです。子どもたちはソワソワしながら待っています。

いざ、流しそうめん開始!

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子ども達の表情は真剣そのもの。取りそこなうと下の人の所に流れていってしまいます。おっかけながら友達と取りあっている姿が印象的でした。一生懸命に取ったそうめんは、さぞ美味しかったことと思います。

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まだまだ夏はこれからですが、暑さに負けず元気に過ごしてください!!

(園部)

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2011年6月24日 (金)

ダッチオーブンで簡単チーズケーキ【アメリカンチェリー】

気温が高く蒸し暑い日が続くようになってきました。今日は、センターの施設内は涼しい風が抜けているので「ガマン出来ない!」という程の暑さではなく、まだ冷房も扇風機も使わずにみんな勤務しています。

6249bダッチオーブンで焼く簡単チーズケーキの作り方をレシピが知りたい!との声をいただきましたので再度掲載します。中にお好みのフルーツを入れていただくと、ジューシーでかなり美味しい!是非、お試しください。(もちろん、家庭のオーブンでもできますよ)

<材料> *6号ケーキ型1個分6241b_2

●クリームチーズ:200g

●砂糖:80g

●卵:全卵2ヶ

●小麦粉:大さじ36244b

●生クリーム(純正脂肪):200㏄

●レモン汁:大さじ2 

●季節のフルーツ:今回はアメリカンチェリー

<作り方>

①炭をおこし、ダッチオーブンの底とフタの上に炭をおいて温めておく

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②室温に置いた、クリームチーズをボールに入れてなめらかになるまで練る

③砂糖→卵→小麦粉→小麦粉→生クリーム→レモン汁の順で、それぞれしっかりと混ぜる

④型に半分②の生地を流し入れ、種を抜いたアメリカンチェリーを並べる6246b

⑤残りの生地を型に入れる

6248b⑥ダッチオーブンの底に網を敷いて上げ底にした上に、⑤を真ん中に置き蓋を閉める

⑦ダッチオーブンの下3:上7の割合で炭を置いて、50分~1時間じっくり焼いていく(家庭用オーブンならば、160℃で50分~1時間焼いて下さい)

⑧焼き色がついて、真ん中に竹串を刺して 串に生地が付いてこなければ完成!60247b

あとは、温かいうちに食べれば【ふんわりスフレ風】、冷蔵庫で冷やして食べれば【しっとり濃厚~】な、2種類のチーズケーキを味わえます。

62410b *チーズケーキの下に、ビスケットを砕いたものを敷きつめて焼いたら、スゴク美味しかったです!

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クリームチーズも、生クリームも計量しなくて良いので、混ぜるだけでとっても簡単なレシピです。是非おためし下さ~い。62412b (伊藤)

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2011年6月23日 (木)

黒川のキノコ

敷地内の巡視をしていたら、あちこちにキノコが出ています。

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降り続く雨と、湿気がキノコには過ごしやすい気候なのでしょうか。キノコを観察していると生える場所や形、色が様々で見ていて飽きません。

キノコは胞子を作って放出する、植物でいうと花の部分に当ります。花は種を作って、子孫を増やすための種を放出します。

キノコの胞子はなかなか目では見れませんが、花をめでるようにキノコを見るとまた違った見方が出来るのではないでしょうか。

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では、植物でいう葉や茎、根はキノコのどの部分になるでしょう?

それは地面の中です。落ち葉をめくってみると、菌糸を見つけることができます。菌糸は地面の中に広がり、落ち葉から出来た腐葉土や虫の死骸などを分解しながら栄養を吸収します。

生きた木の中に侵入して木を枯らしてしまうキノコの仲間もいるんですよ。

どんぐり山では多くの生きものが、それぞれのスタイルで生活しています。

その一部を垣間見ることができると、森を歩くことがさらに楽しくなると思います。(加藤)

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2011年6月22日 (水)

いろんな遊びが飛び出す、のあそびくらぶ♪

「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、夏のような日差しの中、行われました!
出発前に、生き物クイズ!
「くろくて・・・角があって・・・かたくて・・・」「わかった!かぶとむし!」
初めての試みでしたが、みんなクイズに出てくる虫に興味津々!

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さぁ、いつも遊び場へしゅっぱつ!
いつもあまり隊長にならないお友達が隊長役になりました!

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「あ!きのこ!!」
この時期も、森の中にはキノコがたくさん生えています。
「おおき~い!」
子ども達の顔くらいの大きさのキノコが見つかりました。
キノコを見つけた子どもたちは大興奮!

No4No3

森の木は楽器にも早変わり!
誰からともなく、「おもちゃのちゃちゃちゃ♪」
森の音楽会が始まりました。
No5No6

相変わらず、何度やっても楽しいのが、急な坂道登り。
初めは転びながら、手をつきながら歩いていた子が、
何度も繰り返す内に、転ぶ回数が減り、手をつかずに登れ、
「ほらみて!はやくのぼれるよ!!」
と得意気に早く登れる姿を見せてくれるようになり・・・
こうした成功体験が、自信になります。
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「暑いからここにかけよ~っと。」「わたしも~!」
と、始まったのが、帽子掛けの木。
子ども達の工夫でどんどん便利なものが出来ていきます。
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暑かったので、側溝の水の所で遊ぶ子が多くいました。
側溝に住んでいる虫はさまざま・・
見つけたのは、ミミズにアメンボ、カワニナにヤゴ!
「とんぼの赤ちゃんがいたぞ~~!」
みんな興味津々で覗き込んでいました。
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スタッフの遊び心から始まったのが、竹のぼり大会!
登り棒のように、靴を脱いで、チャレンジが始まりました。
「のぼれないよ~」と言っているなおなおのお尻を持ち上げてくれたみんな。
邪魔してるわけじゃありません。
No10
少人数で、年中さんが多かった、今回の活動は、いつもと違う遊びも始まり、
ちょっと違う雰囲気で、それぞれがやりたいことをすることができました。
次回はどんな遊びが飛び出すかな?

※ブログの公開が遅れて、申し訳ありませんでした。
野村なおなお

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2011年6月21日 (火)

節電アクション!

今日は太陽が久しぶりに顔を出し、日中はかなり蒸し暑くなりました。思わずクーラーを稼働させたところもあるのではないでしょうか。一方で、テレビのニュースのみならず、様々なところで耳にする『節電』というフレーズ。夏を前に、みなさんもご自宅や職場でいろいろ対策されていることと思います。

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センターでも、国や川崎市で推進している15%以上の節電を達成しようと職員会議でアイディアを出し合い、その中から、今日は照明の間引きを実行しました。

36Wの蛍光灯を6本外しましたが、それほど暗くはならず、通常の使用には支障ない範囲でした。大まかな試算ですが、1日平均1.5時間点灯と仮定すると、約120kWh/年の削減となります。

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今後は、LED電球ヘの転換も、順次進めていきたいと思っています。また、せっかく間引いたからといって、つけっ放しにしてしまっては元の木阿弥ですので、職員はもちろんのこと、利用される方々に対しても、積極的に声かけをしていきたいと思っています。

照明以外のアイディアとして、『打ち水作戦』や『うちわプロジェクト』なども計画中です。節電というと、何となくネガティブなイメージになりがちですが、そこは上手に工夫をして、みんなで楽しく夏を乗り切れるといいですね!(塚原)

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2011年6月20日 (月)

こども文化センター わくわくプラザ職員研修

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本日、こども文化センター わくわくプラザ職員研修が行われました。

研修のテーマは「キャンプの企画及びコミュニケーション研修」です。

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まずは「アイスブレークゲーム」を行い4つの班に分かれます。

その後、2班ずつに分かれ「コミュニケーションゲーム」に挑戦します。

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「バックポケット」と「キーパンチャー」という2つのゲームを行いました。1班が挑戦し、もうひと班は何が起きているか観察してもらいます。指導者の視点としてゲーム中に何が起こっているのか観察する目も大切です。互いに交代して、チャレンジし、2つのコミュニケーションゲームを体験してもらいました。

ゲームを通じて役割分担やコミュニケーションの重要性、ルールの明確さやあせりで視野が狭まること等に気づいてもらう事ができました。

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後半はセンターでの事例を踏まえての講義があり、キャンプを行う上で役割分担が不明確であったり、ルールが作られてなかったり、ねらいや目的に沿ってプログラムが流れていなかったり等々、キャンプを企画し円滑に運営するうえで重要となるポイントをお伝えし研修を終えました。

明日21日(火)と24日(金)にも、同一の研修が行われます。研修を受けた皆様が、子どもたちにとって有意義なキャンプを企画し運営してくれることを願っています。(野口)

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2011年6月19日 (日)

夏に向けて・・・

例年、夏に大活躍するのが、流しソーメンで使う樋(半割りの竹)です。樋は、1年経つと脆くなってしまうので、センターでは毎年新たに竹を切り出して、樋を作っています。

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今日は、半割りにして乾燥させていた竹に、職員の園部が『柿渋』塗りの作業を行いました。柿渋とは、読んで字のごとく柿の果実が原料の塗料で、柿に含まれるタンニンという物質に防腐作用があり、昔から様々な用途に使われてきたものです。

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3度、4度と、しっかり塗りの回数を重ねていきます。本番前に腐ってしまっては大変ですから!あとは、雨のない日をねらって更に乾燥を重ねれば、準備は万端です。

まだ6月ですが、早く梅雨が明けてほしいと切に思う今日この頃。美味しそうにソーメンをすする姿を見るのが待ち遠しいです。(塚原)

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2011年6月18日 (土)

黒川~あじさいコレクション2011~

6181b 雨にしっとりと濡れて、アジサイが次々に色づき、色濃くなってきます。

今日は、センターに咲くアジサイの花コレクションです。

←コレは、昨年挿し木をしたアジサイ。1つだけ花が咲きました!夏が終わったら、植え替えをしてあげようと思います。

6182b6188b徐々に色付きはじめました。センターのアジサイは、青系が多いようです。

6183b6184b真光寺公園方面へ行く、階段の上がり口のアジサイ。ガクアジサイです。青~青紫~紫とグラデーションがキレイです。

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6187bコムラサキシキブ。花が終わると、赤紫色のまあるい実がつきます。

6186bドクダミ。・・・毎年恒例のドクダミ茶作り。今年は梅雨入りが早くて、お茶づくりしそこねました。

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61811bセンターの坂下の歩道沿いにも、アジサイが植わっています。この部分には、比較的赤系の花が多いです。

このピンク色のアジサイは、ガクの回りがギザギザになっていて、ナデシコのようで可愛らしいです。

今年も、挿し木でアジサイを増やして 春は桜の名所、初夏はアジサイの名所にするぞ!目指せ、長谷寺・明月院!!

(伊藤)

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2011年6月17日 (金)

田植え体験

先週の日曜日ですが、BBQ講習会と同じグラウンドでバケツ苗を植えるイベントがありました。Rimg0267Rimg0269Rimg0260

子ども達に食べ物の大切さを考えてもらうため、(社)川崎青年会議所のみなさんが企画実施されました。

川崎JCでは、『食べ残しゼロ運動』を提唱し食育や地産地消の活動をおこなっています。

午前はバケツ苗作り、午後はセレサモス近くの田んぼで田植えをしたそうです。

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参加者のみなさんは、持ち帰ったバケツ苗を観察しながら稲の生長を学んでいくのでしょうね。(加藤)

別件ですが、先日テレビ取材がありました。

職員の伊藤と、この施設を利用してくださっている団体の“つくしっこ”さんがテレビに出演します。写真はNGとのことなので、放送をお楽しみください。

放映日:7月25日~7月29日

放送時間:朝6時45分~6時55分、夕方5時40分~5時50分

放送局:NHK教育テレビ

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2011年6月16日 (木)

さくらんぼ染め

6151b_2 『血がぁ・・・』

6152b と、いうわけではありませんのでご安心を。6154b

←実は、この実を潰した汁の色。同じように、「血だー」といたずらして遊んだ方も多いハズ!?これは何の実か分かりま6153bすか??

6155b これは、桜の実です。センターにあるのは、ソメイヨシノの実です。真っ黒に熟して地面に落ちています。苦いので、食用には向かないですね。(佐藤錦が実る木があったらなぁ~。さくらんぼ狩りがしたい。)

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この実の色素を取って、草木染めをしてみました。この紫色の色素は、高温で煮だしてしまうと壊れてしまいます。なので、60℃以下で酢酸(お酢)で揉みだして色素を取り出します。

6157b 6158bコットンのハンカチと、エコバックを染めてみました。イイ色が出ています。赤ワインのような赤みの強い紫色。乾くと、もっと落ち着いた色味になるとおもいます。

話は変わりますが・・・

先日、近所の小学生が遊びに来ていて、「すいません!この辺で食べられる草ってありますか?」と聞かれました。3時を過ぎて、どうもお腹が空いたようです。

お腹が空いたから、草を食べよう!という子どもたちのアイディア、そのワイルドさいいですね。(・・・でも、害虫の消毒をした後だったので、止めました。水筒のお茶で我慢したようです。)

(伊藤)

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2011年6月15日 (水)

森の遊びはチャレンジいっぱい!

今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、『宝探しチーム』と『家作りチーム』に分かれて遊びました。

『宝探しチーム』は、何かいい物はないかなぁ~と、のんびりお散歩しながら、山へ入りました。
そこで見つけた物を大事そうに持って、みんな満足そう。
湧き水が流れる側溝で、カワニナ(貝)を見つけ、それを拾おうと、あの手この手・・・
最後には、みんなで協力作戦!
貝を取るために手を伸ばしている子の背中や頭を支えていてあげて、みんなの力で貝を取りました!
自然と助け合うようになり、気遣う言葉掛けが生まれました。
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次に進んだ所には、ひょろ~っと長い竹(タケノコが大きくなったもの)。
それを左右前後に振って、それが大きく揺れる事を楽しんでいたその時!
「パキ~ン!」と途中から折れてしまいました。あ~ぁ、と眺める子ども達。
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次に始まったのは、土手滑り&崖登り。
木の根が張り出している崖をスイスイと登り、何度も滑る。
ここからは、ひとりひとりのチャレンジの始まりです!
上まで登りきった達成感や充実感は楽しさ倍増!
何度も何度も繰り返していました。
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もう一方の『家作りチーム』は、というと・・・
「わっしょい!わっしょい!」みんなで竹を運び、ひとまず家は完成!
この後、この家は壊れてしまい、他の場所で新たに作り直しはじめました。
何度も何度も壊れては作りしながら、自分達の家に思い入れが出てきます。Sp6150004 Sp6150014

子ども達が興味を示したのは、やっぱり虫達。
アリの行列が見つかり、みんなで観察がスタート。
虫に詳しい子は「これは、○○アリだよ」なんて、会話も生まれます。
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こちらも湧き水の側溝には興味津々。
木の棒に、釣り糸代わりの草をつけ、お手製釣り竿をつくる子もいました。
みんなで協力してアメンボを捕まえるために、
水を堰き止め、やっとのことで2匹捕まえました!
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こうして、みんなで一緒に遊びを創り出せるのが、
この活動の特徴かもしれません。
何も決まった遊びもなく、
自分達がやりたい事だけをやる。
強制されることは何一つありません。
こうした遊びやチャレンジから、失敗を恐れない心と成功の喜びを知っていくのでしょう。
そして自然と、友達との関係が、
「ただ側で同じ遊びをしている子」から、
「一緒に協力して遊びを創り出す仲間」へと変化して行きます。

次回はどんな遊びが生まれ、どんな友達との関係ができるか、楽しみですね!
野村なおなお

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心も身体も育つ、おさんぽくらぶ。

今日で4回目となりました、「くろかわ森のようちえん おさんぽくらぶ」。子ども達の遊びの様子も変わってきました。

まずはお約束のお話。「ひとりでどっかにいかないでね」「ハチがきたら石になってね」などのお話をします。石になる練習を楽しみながら、やっています。
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よく滑る坂道を、慎重に進み・・・
転びながら、歩き方が上手になって行きます。
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子ども達もだんだんこの場所に慣れてきました。
かわいい笑顔がたくさん見られます。
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こんな急坂も一人で登れます!
誰の力も借りずに登りきると、子ども達の顔は本当に嬉しそう。
何度も何度も滑りながら、それでも一人で登るというチャレンジを成し遂げた達成感が顔に表れ、とってもいい顔なんです。
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湧き水が流れる側溝にも、面白い物がたくさん隠れています。
とかげ、みみず、あめんぼ、カワニナ(タニシのような貝)・・・などなど
それが取りたくても手が届かない子ども達。
頭を使って、いろいろとやってみます。
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他のお友達にも興味が出て来るこの年齢。
様々な関わりが見られます。
一緒に笑いあったり、眺めたり、取り合いをしたり・・・
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こうした様々な関わりの中で、たくさんの事を学んで行きます。
「おもしろいな~」「一緒に遊びたいな~」「いやだな~」・・・
自分の想いを主張しても聞いてもらえなかったり、
言葉にならずに「キーー!!」となったり・・・
この短い時間でもたくさんの心の動きが見えてきます。
こうして日々成長しているのですね。
そんな子ども達の成長の場にいられる事が嬉しいです。 野村なおなお

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2011年6月14日 (火)

粘菌見つけた!

朝の掃除で、センター下の歩道のゴミ拾いを行いました。

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ゴミをそのまま放っておくとゴミがさらに捨てられ、きれいな状態にしておくとゴミが捨てづらい…というのが、人の心理のようです。

掃除をしていると、植え込みに白いかたまりが。ゲッ!こんなところに誰かがゲ○を吐いたのかな?…でも、少し様子が違うみたいです。

よ~く見てみると、白い粘菌!久しぶりに見つけました。数年前に見つけたものは子実体(胞子を放出する部分)でした。今回も新しい発見ができ、ちりとりとホウキを持って小躍りしてしまいました。

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先日、南方熊楠の漫画を読みました。この方は粘菌の研究をされていた方です。その本を読んだ後だったから余計に嬉しかったのかもしれません。

粘菌は生きものです。食べ物を探しながら、体を伸ばして少しずつ動きます。探してみると、通った跡もありました。粘菌は通ったあとに排泄物を残していくんですね。

ちょっと気味が悪い形をしていますが、触ってみました。ネチャッと湿っています。

飼ってみたい気もしますが、飼い方がよく分からないので今回は断念します。Rimg0298Rimg0297Rimg0296

みなさんも森の中で粘菌を見つけたら、よく観察してみましょう。じっくり見るだけで面白いですよ!(加藤)

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2011年6月13日 (月)

はじめてのおとまりキャンプ 抽選日

今日は、雨が降ったりやんだりの一日でした。

P1280069さて、はじめてのおとまりキャンプの申し込みですが、6月11日をもって締め切らせていただきました。多くの応募ハガキを前に、7月の本番に向けて、こちらも気持ちがますます高まってきています。

P1280070本日、厳正なる抽選を行いました。結果については、近日中に返信ハガキにてご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください。

センターの夏の主催事業としては、すでにHPで情報が出ております黒川満喫プログラム「流しソーメン」のほか、小学校4~6年生対象に8/9~11(2泊3日)のサマーキャンプを企画しております(詳細は後日)。気が早いかもしれませんが、梅雨明けが待ち遠しいですね!(塚原)

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2011年6月12日 (日)

BBQインストラクター講習会 体験記

P1270812 昨日に引き続き、本日もBBQ講習会が行われました。午前中の初級検定には、野口・伊藤の上級コンビに追いつけと、塚原・園部の黒川スタッフ2名が受講しました。

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講師は日本BBQ協会会長で、日本でただ一人のBBQマスター下城民夫さん。テレビや雑誌等でご存知の方も多いと思いますが、今日も午前の講習中に、なんとラジオの生放送に出演してしまうなど、本当に各メディアからもひっぱりダコのお方です。

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はじめの基礎座学講習では、BBQの歴史から、日本のBBQの現状についてのお話がありました。印象的だったのは、『一人焼肉はあるけど、一人BBQはない』という言葉です。

つまり、BBQはコミュニケーションの場である、と。BBQを通して、人を幸せに、そして普通の人が楽しく暮らせる日本にしたい、という下城さんの熱い想いに胸を打たれました。

そして、いよいよ野外に出て実技講習です。

グリルやチムニースターター(炭起こし)などの洗練された道具の数々が紹介されるごとに、参加者から感心する声が聞かれました。

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カナディアンビーフや鶏のムネ肉など、実際に焼きながら説明がされていきます。日本のBBQは、炭を一様に敷き詰めがちですが、炭の置き方によって、うまく火力調節をするのがポイントです。センター職員も、目からウロコの話を真剣に聞き入っています。

それにしても、鶏肉のうまさには驚きでした。ムネ肉なのに、いつものパサパサ感は全くなく、とってもジューシーな仕上がり。しかも絶妙なスモークフレーバー付き。早く自分も試して、友人をびっくりさせたい~!

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肉の焼き方を一通り教えてもらったところで、パンを使って焼き目(バーンストライプ)をつける練習をしました。実際にBBQをする際にも、合間に『焼き方コンテスト!』みたいな形でやってみると、楽しそうですね。下城さんは「BBQは遊びですから」という言葉を、繰り返しおっしゃっていました。

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健康志向が増えている中で、野菜の焼き方も見せてもらいました。ピーマンは丸ごと!手間もかからず、ゴミも出ない、そして美味い!これぞスマートBBQの真髄!?

※『スマートBBQ』とは、日本BBQ協会が推奨している、環境や人に優しく、地域にも貢献するBBQの新しいスタイルです。

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実技講習の締めくくりとして、フルーツを豪快に網に載せていきました。オレンジの皮が熱せられることで、柑橘系の香りが辺り一面に漂います。このようにデザートを提供することで、最後までBBQの場をコントロールができるとのことでした。

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お腹も満足したところで、今日の講習がしっかり見についているかどうか、最後の筆記試験です。「今まで一人も落ちたことがありません」との言葉にプレッシャーを感じつつ、みんな真剣に机に向かっていました。結果発表は一ヵ月後とのこと、合格しているといいですね。

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今日の講習会を裏で表でサポートしてくれていたのが、上級インストラクターの方々、そして過去に初級を受講された方々でした。どうもありがとうございました。話を聞くと、このような形でスタッフとして関わりながら、腕を磨かれているようです。実際に数をこなさなければ身につきませんから、各所で開催されているイベントに、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

講習を終えてみて、半日とは思えないほど密度の濃い時間を過ごした感じです。個人的には、『BBQを通して、楽しみながら世の中をよくしよう』という下城さんの心意気に触れ、とても刺激を受けました。受講されたみなさんが、これからご家族・お仲間のみなさんと楽しくコミュニケーションをとりながら、より多くの方にスマートBBQを広めていってくれたらと思います。(塚原)

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2011年6月11日 (土)

BBQ講習会

本日から明日にかけてBBQ講習会が行われます。

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午前の部が終わり、今は午後の部の講習会が行われています。

最初に資料を使って和室にて座学、そのあと実技をおこない、最後にテストが待っています。

一度も現場を見に行かなかったので、どんな様子だったか分かりませんが…

写真で見る限り、みなさんまじめに受講されてますね。

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初級インストラクター合否結果は後日郵送をもって、お知らせになります。

みなさん合格していますように!(加藤)

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2011年6月10日 (金)

アウトドアで1番多い事故は?

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昨日の9日~10日の1泊2日で、日本アウトドアネットワーク主催~キャンプディレクターのための「安全講習会」が行われていました。

自然学校で職員として現場で働いている、691b20代~30代の若手スタッフが対象の講習会です。私たちと同じように、日頃からキャンプ等を仕事としているメンバーです。岩手~京都まで、15団体26名が参加していました。

692b夏休みを前に、【安全】を再確認しようという勉強会です。センターからは私、伊藤と塚原がこの講習会に参加していました。

まず、各団体での一歩間違えば、事故になっていたかも!という【ヒヤリハット事例】をみんなで報告し合い、その中から様々なリスクの洗い出しをしました。

また、他の団体の取り組み等の情報交換を行いました。

さらに、この自然学校で10年以上、山・海・川・・・様々なフィールドでのガイド経験等をお持ちの方々が講師として来て下さり、実際の経験談をもとに安全についてのお話を伺うことができました。

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事故を引き起こしている要因が何だか分かりますか?それは、私たち「人間のミス」によるものが要因全体の90%をしめているそうです。

その中でも・・・・

要因の第1位は、【無知・未熟練】から来るものだそうです。技術や知識が無い、またはついていない状態で行ったことで、事故に至ってしまうケースだそうです。

続いて要因の第2位は、【慣れ・悪習慣】から来るものだそうです。慣れてしまい、危険を危険と感じない状態。正しいやり方ではないと分かっていながらも、「この方法が早くて、楽だから!」という理由で作業していることにより、事故に至ってしまうケースだそうです。

アウトドアでの一番多い事故は、転倒・転落によるものだそうです。

センターでの事故ゼロを目指し、みなさんが楽しく・安全に黒川で様々な活動が行えるようにスタッフ全員、気を引き締めて取り組んで行きます。もちろん、皆様1人ひとりの心がけなくしては達成できません。利用者の皆様と、お互いに協力し合い取り組んで行きたいと思っています。

ご協力、よろしくお願いします。(伊藤)

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2011年6月 9日 (木)

安全について

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本日センターでは、JON(ジャパンアウトドアネットワーク)主催の「キャンプディレクターのための安全研修会」が行われています。

自然の中で行う活動には、必ず危険のリスクがついてきます。事前に、活動中に、事後にリスクを回避するためできることは何があるのか?1泊2日の研修会に全国から25人のキャンプディレクターが集まりまりました。

センターからも2名の職員が参加しています。研修の内容については後日報告させていただきます。

さて、当センターにも、危険な生き物が住んでいます。最近頻繁に目にするのが、オオスズメバチ。昨年、一昨年と敷地内の木の根元に巣を作りました。今年はまだ巣を発見できていませんが、頻繁に飛んでいるのを見ると、どこかに作っているに違いありません。

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オオスズメバチを見つけても何もしなければ人に攻撃することはまずありません3991。危険なのは巣の近くに行くことです。巣を守る習性があるため、巣の近くに行くと攻撃を仕掛けてきます。むやみに藪の中に入って行ったりしなけらば、刺される心配はまずないので、安心してください。

また、黒い服はクマと間違えて攻撃されやすいそうです。黒い服は避けましょう。そして、甘い香りの香水には匂いにつられて寄ってくる場合があるので、野外に出るときは香水を控えてください。

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スズメバチに続いて住んでいる危険な生き物がマムシです。普段はほとんど出てきませんが、昨年は2匹を駆除しました。マムシは毒蛇ですが、大変臆病な性格です。人の気配がすれば逃げて行ってしまします。怖いのは、マムシいるのに気付かずに踏んでしまい、驚いたマムシに噛みつかれることです。むやみに藪に入らないことをお勧めします。

事前のリスク回避という点では、危険な生き物がいるという事を理解しておくこと、また、対処法を理解しておくことが重要です。

幸いなことに、スズメバチやマムシにより事故はまだ1件もおきてはいません。これからも事故のないよう注意を促していきたいと思います。(野口)

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2011年6月 8日 (水)

心に響く体験。

夏の雨上がりのような空の下で、「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」を行いました。参加人数が少なく、ゆったりとした雰囲気の中、遊ぶ事ができました。

ほとんどが慣れている子ども達だったので、自分達で準備を考えて、出発!
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今日は、遊びが自然と始まりました。
まずは土手滑り!
午前中の雨でしっとり濡れた土手で、つるつる足を滑らせながら遊びました。
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土手の横の方へ行くと、木の根がはった場所があります。
そこでは、枝にぶら下がったり、木の根の間をのぞき込んだり、葉っぱで遊んだり・・
子ども達の遊びは広がります。

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子ども達の発想の面白さが沢山見られました!
ちょっとしたきっかけから、空想の世界がふくらんでいきます。

「この穴の奥に、地下ワールドがあるんだよ!ほら、光ってる!」
(実は、貫通して向こう側の光が見えていたのですが・・・)

黒い葉を持って 「これは悪い妖精ね」 カラフルな葉を持って 「これは妖精の王様かな?」
(葉っぱを妖精に見立てて遊んでいました。)

いも虫が小さなアリに囲まれてもがいている姿を見ている4人の子ども達の会話・・・

「あ、虫さんアリにかまれてる!」
「アリが敵だと思ったんじゃない?」
「・・・しばらく、見てよう。」
「虫さん助けてあげよう!」
「この棒につかまらせて!この虫さんは棒につかまるのが好きなの」
「だめだめ、こっちの葉っぱにのせて!」
(このあとしばらく口ゲンカ。この隙に一人は、「虫さんのお家作るね」とその場から立ち去り・・)
「じゃあ、この棒使って、そっちにのせてあげるね!」(ケンカしていた子の一人がおれる)
「うん、ありがとう!あ、この虫ぷにぷにしてる!」
「どれどれ?ホントだ!」(あっさり仲直り。)
(そのやりとりを見ていた他の子がひとこと・・・)
「はぁ~。仲良くなったか。」(心配してたのね。)

この後、いも虫は、アリではなく子ども達に棒でつつかれながら、
子ども達が作った家に入れられました。

今日は、桜の木のさくらんぼが黒く熟していました。
水溜りに入れて、つぶすと、パ~ッと赤い色が広がります。

P1270474 このあと事件が!→P1270475誰かがつぶした汁が顔にはねました!血じゃないのでご安心を。(笑)

さくらんぼ、食べたこと、ありますか??
おいしそうなまん丸な実をパクリ。
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この顔はおいしかったのかな・・・?
大体の実は、すっぱくて渋いのです。でも食べられます。お試しあれ!

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残り時間、あと30分という時に
「まだ遊ばないの~?」と聞いてきた子どもがひとり。
土手での遊びは、いつもの遊びとは違うようです。
4人だけ急いで探険へ!
虫さがしをしたり、大きく伸びたタケノコを見上げたり・・いろいろな発見の旅でした。

静かな動きの遊びが多かった、今日の活動。
サクランボの実や梅の実で遊んだり、
アリ対いも虫の様子を見たり、
ミミズを触ってみたり、
タケノコの成長を「わぁ~!」と見上げてみたり、
時には、虫をつぶしてしまったり・・・
心で何かを感じる体験が沢山出来ました。

こんな体験も大切ですね。来週はどんな形の体験ができるでしょうか。野村(なおなお)

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2011年6月 7日 (火)

ジャガイモ

カレーで余ったジャガイモが忘れ去られ、再び見つけたときにはでっかい芽が育っていました。これでは食べられません。

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みなさんご存知とは思いますが、ジャガイモの芽には毒があります。食べると嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。光が当たって緑色になってしまった皮も食べないようにしましょう。

食べれないけれど捨てるのはもったいないので、植えることにしました。

季節外れのじゃが芋は収穫できるのでしょうか?じゃが芋を半割りにして切り口に灰をつけます。工作室の囲炉裏の灰を少し頂きました。P1270407P1270406P1270409

植えるところは利用者さんの活動の邪魔にならないところで、日のあたるところを探します。少し掘り返しただけでドバミミズ(フトミミズ)がうじゃうじゃ出てきました。

最後に水をたっぷりやります。

ミミズが耕した、栄養のある土で大きく育ちますように。(加藤)

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※所長の野口が言っていましたが、山梨県ではじゃが芋は年に1回しか植えないそうです。私の出身地である愛知県では2回植えます。山梨県は寒冷地だからでしょうか?土地や気候が変われば、植える時期も植物も変わるんですね。

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2011年6月 6日 (月)

雨どいの取り付け

先日からの屋根修理の続きです。屋根で溜まっていた雨水を排水溝へ流すための工事を行いました。

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屋根の雨樋に穴を開けて、近くの樋へつなげる工事です。

約半日かけて工事が終わりました!これで雨が屋根で溜まらずに、流れるようになります。

しかし、これで終わりではありません。このねずみ色…ここで記念撮影をされる団体様もいらっしゃいます。ちょっと目立ってしまいますね。

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次回は他の樋や後ろの壁と同じ色に塗る作業です。梅雨どきですが、晴れ間ねらった作業になります。(加藤)

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2011年6月 5日 (日)

親子アウトドア教室とネイチャーボランティア

7643_2昨日に引き続き、センターの主催事業「親子アウトドア教室~ツリークライミング」を開催しました。

本日も3回のチャレンジが行われ15家族34名の親子が、センターのコナラに木に登りました。

参加者の中には「ゆらゆら揺れて空を飛んでいるようだった」という感想を聞かせてくれた方もいました。親子で木登りにチャレンジし、普段体験することのできない貴重な体験となったに違いありません。

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毎月第1曜日は、ネイチャーボランティアの開催日です。

鎌倉女子大の学生さんの参加もあり、参加者15名。やまぼうし自然学校より講師5名。合計20名での活動となりました。

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午前中はマイコンシティ側の斜面の草刈り作業。足場の悪い斜面に立ち、約300mの距離の草を刈りました。蒸し暑い中での作業のため、みな汗だく状態。20人での作業はペースも速く、半日でノルマを達成しました。

午後の作業は、「流しソーメンの樋作り」「桜の枝落とし」「遊歩道の竹柵直し」の3つに分かれて行いました。

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流しソーメンの樋作りチームは、工作室裏に生えている直径20CMの立派な竹を切り倒し、倒した竹を2つに割いて、節をノミで取り除く作業を行いました。来月のネイチャーボランティアの昼食は流しソーメンを食べたいと思います。

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桜の枝下ろしチームは、以前雪の重さで裂けてしまった枝を、切り落とす作業をしました。ロープを枝に巻き、狙った所へ落とすようコントロールをいしながら枝を切りました。切った枝は玉切りにして、薪やスモークチップとして活用します。

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遊歩道の竹柵直しチームは、細めの竹を切り、切った竹を使って竹柵を直しました。竹柵結びというロープワークを学び、杭に竹を結んでいきます。普段使わない結びの為、なかなか覚えられずに苦労していました。苦労の末、竹柵の修理も無事終了。

皆さんの頑張りにより、沢山の作業が全て時間内に終了できました。また来月もご参加ください。よろしくお願いします。(野口)

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2011年6月 4日 (土)

親子でツリークライミング!

本日は、センター主催事業「親子アウトドア教室①~ツリークライミング~」を行いました。早い梅雨入りで、天候が心配されましたが、青空まで見られる絶好の活動日和となりました。

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ツリークライミングと聞くと、なんだ木登りかと思われる方も多いのですが、単なる木登りではありません。専用のロープやサドル(安全帯)、安全保護具を利用して、普通に木登りをするよりも安全に、かつ、かなり高い所まで登って行けるように工夫されており、木や森、自然との一体感を味わうことのできる体験活動です。

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実際の指導をしていただくのは、「ツリークライミング®ジャパン」インストラクターの後藤さん。そして、赤いシャツに身を包んだスタッフの皆さんが、装具の付け方から丁寧に楽しく教えてくれます。

体操から、ツリークライミングの世界が全開!みんな、木になりきって体を動かします。いつの間にか、心も体もほぐれていきます。

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5そして、いよいよ実際にクライミングの仕方を教わります。自分にできるかな・・・少し不安そうな面持ちですが、みんな真剣に聞いています。

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やり方を一通り教わったところで、いざ「クライミング・アップ!」 最初はなかなか上手に登れませんでしたが、試行錯誤を繰り返すうちに、徐々にコツをつかんできたようです。早くコツをつかんだお母さんが、「○○ちゃん、もうこんなところまで来たよ!」と声を大にして嬉しそうに樹上から声を掛けると、子どもたちも負けじと頑張り、上がっていくスピードがみるみるアップ!『できる』『うまくなる』って、やっぱり楽しいですよね。

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下りてきたみなさんに感想を聞いたところ、「風が気持ちよかった!」「木を上から眺められるなんて!」とみなさん思い思いに感じたことを話してくれました。親子で感動を共有してもらえたこと、とても嬉しく思います。参加者の皆さん、スタッフの皆さん、本日はありがとうございました。(塚原)

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2011年6月 3日 (金)

施設修繕

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先日の雨の日、センターの大きな屋根に降った雨水が玄関の樋に流れオーバーブロー。あふれた水が壁を伝って事務所に流れ、床が水び出しになったことがありました。

関東地方も梅雨に入り、再度集中豪雨という事も考えられので、事務所に浸水なんてことのないように、修繕工事を試みました。7362

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実は玄関の屋根についている樋が逆勾配のため、大雨が降ると水が流れきれずにあふれだすことが原因だと判明。水の抜け口を作ろうと天井を外したら所、開けてびっくり!中には白アリの巣。木も腐っていて触るとボロボロ落ちてくる始末でした。

7369簡単な作業で終わるはずが、大変な作業となってしまいました。

日を改めて、しっかり直したいと思います。センターも今年で20年。あちこち痛んできているのは事実です。修繕箇所をいち早く見つけ大きな傷になる前に直していきたいと思います。(野口)

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2011年6月 2日 (木)

ハチが出た

雨の黒川は、しっとりといい香りがしています。P1260947P1260936

昨日見かけたカタツムリに会いに、どんぐり山を歩いてみました。雨に打たれた花は少しうつむきかげんです。

キノコは水を吸って、元気そうです。キノコは秋によく見かけますが、この梅雨時期も元気に生えてきます。この時期のキノコは、すぐにカビが生えてしまうので、観察するのなら秋がオススメです。

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水路を歩いて見ると、トクサに花がついていました。トクサはシダの仲間なので、花…ではありませんね。ツクシと同じようにここから胞子を飛ばします。よく見ると、形もつくしにそっくりです。

サワガニの死がいを見つけました。カラスに食べられてしまったのでしょうか?

カタツムリには会うことができませんでしたが、途中でスズメバチが出てきました!少し小型のスズメバチです。数匹で樹液の周りを飛んでいます。働き蜂のようです。樹液の出ているあたりは甘酸っぱいにおいで充満しています。

森を歩く際は黒い服は避け、ハチの側で激しい動きをせずゆっくり去りましょう。香水などの強い匂いは御法度です。(加藤)

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2011年6月 1日 (水)

どんぐり山は楽しさいっぱい!

今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」(4~5歳児の活動)は、曇り空の中行いました。
集まった子ども達は、何をして遊ぶかを考えて来て、相談してから遊びに行きました。

まずはいつもの「探険チーム」
「探険にいくぞ~!お~!!」の掛け声と共に、隊長に名乗りをあげた3人が、行き先を相談しながら進みました。
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気のむくままに山へ入っていく子ども達。

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その時々に色々なものを発見しながら進みました。
「あっちにいってみよう!」「こっちにいってみよう!」と行きたいと興味を満たしながら進む事ができました。

もう一方は、「家作りチーム」

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力を合わせて、材料集めをして、みんなで家作りをしました。
材料を集める時に、ダンゴ虫やミミズ・・その他の生き物を目にすると、それに興味を示し、気が済むとまた家作りを再開する、といった様子でした。

立派な家が完成すると、その中に台所や休憩室などを作り、ごっこ遊びが始まりました。

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桜の木からサクランボがたくさん落ちていて、それを拾いました。
熟していると、たまにおいしい物もあるけれど・・・
洗って食べてみたのは、渋かったです!残念!

もうひとつ・・・
豆知識とお願いです。
最近、スズメバチが飛び始めています。
ハチは黒いものに攻撃する習性がありますので、できるだけ、黒っぽい服装を避けて下さい。
蚊も黒い服に集まりやすいように思います。蚊よけのためにも、よろしくお願いいたします!

来週の「のあそびくらぶ」も元気いっぱい活動して行きます! 野村なおなお

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たっぷりじっくりおさんぽくらぶ♪

今日は「くろかわ森のようちえん おさんぽくらぶ」の日でした。
初めての参加の子もいましたが、楽しく、じっくりと遊びながら過ごすことができました。

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急な階段をゆっくりと子ども達のペースで降り、竹やぶの遊び易いスペースへ移動して行きました。
不規則な高さの段差や急な斜面は、子ども達にとっては、それだけでチャレンジです。
降りながら、何度もバランスを崩しながら、転びながら、進みました。
こうして、身体の使い方やバランス感覚が鍛えられて行くのでしょうね。

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子ども達は、いろいろな物を発見!
もみじの種を見つけ、「ちょうちょがあったよ」と見せてくれたり・・・

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ダンゴ虫や大きくなったたけのこをかかえたり・・

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竹の皮や竹の棒を持ち嬉しそうでした!
それぞれにお気に入りの物を見つけては、手に持ち、また違うものを見つけるとそれに持ち変えてたり・・・と子ども達の興味は広がりました。

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もうひとつ、色々な場所で始まったのは、竹の切り株に溜まった雨水に葉っぱなどを入れて、棒でかき混ぜる遊びです。
「こびとさんのスープ」と言いながら混ぜる子、どんどん中にいろいろな物を入れていくのが楽しい子など、楽しみ方は様々でした。
同じような素材で、違う感性で遊んでいる姿が見られました。

新しいお友だちが毎回加わるこの活動は、毎回全く違う様子が見られます。
次の回はどんな遊びが始まるか、楽しみです。  野村なおなお

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