冒険+創作+発見=たくさんの体験!
今日も元気に始まった、「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」。どんぐり山に子ども達の声が響きました!
まずはみんなで遊びの相談をしてから出発です。
まだまだ遊びのイメージが固まらないこの時期の相談タイムは、子ども達にはピンと来ていない様子ですが、なんとか2グループに分かれました。
ひとつは、『冒険チーム』です。
「遊びに行くぞ~!」の掛け声とともに、冒険の始まりです。
道なき道を頑張って進み、途中でどう進んだらいいかわからなくなっている友達を、「大丈夫か~!」と助けに行く場面もありました!
冒険しながら、色々な虫に遭遇しました。
「これみて!かたつむり!」と、見つけた物を全員で共有していました。
オオスズメバチと出会うと、練習通り、じっとして飛んでいくのを待ち、行ってしまうと
「あ~胸がドキドキしちゃったよ~」と怖かった事をみんなで話しながら、進みました。
冒険チームはそんな共通体験を通して、さらに団結していました。
もうひとつは、『何か作るチーム』です。
まず始まったのは「家づくり」。
去年から来ているお友達は、何を作るかイメージするのも早いようです。
「ここをおうちにしよう!」「こっちは電車ね!」・・と、どんどん遊びがふくらみます。
そして、別の場所でも「秘密基地づくり」が始まり、
「また来週もここで遊ぶんだ!」と、次につながる遊びができました。
何か作ることだけが目的ではありません。
今日の子ども達の興味は、虫たちに向きました。
ダンゴムシやワラジムシを自分の帽子いっぱいに集め、嬉しそうにしていました。
「黒いのがダンゴムシだよ。」などと他のお友達に説明しながら、自慢顔。
ミミズを落ち葉の下から見つけ出し、初めてミミズを触ってみる子もいました。
「ミミズ、つめたいよ」と、ひとりが言うと、「どれどれ・・」と他の子も集まってきます。
こうして、色々な感覚を使いながら、色々な経験をしていく子ども達。
「ミミズ=気持ち悪い」と思うのを作り上げているのは大人かもしれませんね。
こんな風に、冒険して、作って、発見して、体験して・・・と色々な展開があった今日ののあそびくらぶ。
まだまだ個々が興味のある遊びを広げていく活動ですが、子ども同士の会話が増えてきています。仲間意識も出始めました。これからが楽しみですね。
回を重ねるごとに、体験も積み重なります。さぁ、次回はどんな体験が待っているのかな?! 野村なおなお
| 固定リンク