五感を研ぎ澄ませて・・・ ~ネイチャーゲーム指導~
今日は小学1年生から6年生まで約60名に、ネイチャーゲームの指導をしました。子どもたちには、はじめに、「身近な自然と仲良くなろう」「色んな友だちと仲良くしよう」という2つを伝えて、指導をスタートしました。
まずは、じゃんけんを使ったウォーミングアップをしました。負けた人は木にタッチをしてくるというルール。みんな四方八方へと駆け回りました。
ウォーミングアップのあとは、低学年と高学年に分かれてプログラムを進めました。
桜の木の下では、みんなが輪になって『コウモリとガ』というアクティビティで盛り上がりました。一人が目かくしをして「コウモリ」になり、輪の中に入った3~4人の「ガ」を捕まえにいきます。ガになったみんなは食べられまいと必死で逃げます!自然の中では、あちこちで、この「食う」「食われる」の関係が存在しているのですね。
森の中では、『カモフラージュ』というアクティビティをしました。森の中のルートに沿って置かれた人工物を探すため、子どもたちは目を凝らしながら進んでいきます。それでも、置かれている場所(地面や葉っぱなど)と同じような色をしている人工物は、なかなか見つけることができません。こうして、擬態の意味を遊びの中から感じていきます。
締めくくりは、『フィールドビンゴ』。ビンゴカードに書かれている色んな自然物、におい、音などを数人のグループで探しながらビンゴを目指すアクティビティです。どうしてもビンゴをそろえることに夢中になりがちですが、そのプロセスの中では、五感を使ってたくさんの自然を直接感じることができます。
まとめの時間では、ゲームを楽しむ中で、「自然と仲良くなれた」という子どもたちの感想が聞くことができました。
実は、都会にも自然はたくさんあるはずなのですが、普段はなかなか目がいかないのが現実でしょうか。自然のことをもっと好きになってもらえるように、ネイチャーゲームを通して、これからも自然を感じるキッカケづくりをしていきたいと思っています。(塚原)
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