ネイチャーゲームリーダー養成講座(1日目)
いよいよゴールデンウィークが始まりましたね。
今日から2日間、(社)日本ネイチャーゲーム協会と当センターの共催で、『ネイチャーゲームリーダー養成講座』が開催されています。参加者は、川崎市内の方々はもとより、遠くは京都、愛知からも足を運んでいただき、総勢14名での開催となりました。私(塚原)も、その中に混じって講習に参加しましたので、その様子をレポートします。
ネイチャーゲームとは、1979年に米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏が発表した、「自然への気づき」を目的とする自然体験型の環境教育プログラムです。
日本でも、普及が始まってから20年が経っていて、10,000人以上の人がネイチャーゲームリーダーとして登録されています。リーダーは全国各地で、身近な子どもや大人に自然のへの気づきを促す活動を展開しています。
まずは、自分たちがネーチャーゲームを楽しもうということで、講師の方の進行のもと、前半はさまざまなゲームを実際に体験していきました。
ジャンケンを使ったゲームで、まずはアイスブレイク。あっという間に緊張がほぐれました。
円になって、各々の過去の自然体験やこれからしてみたいことなどをシェアしました。いろんな人がいることを知って、ワクワク。
「いいにおい」「ちくちく」など、キーワードに当てはまるものを探していくゲーム。視点がぐいぐい自然に入り込んでいくから不思議です。
森に置かれた人工物の数を当てるゲーム。生物の擬態のように、色や形が自然と同化しているものもあり、全て見つけ出すのは大変でした。「あそこに!」
たっぷり体験した後は、テキストに沿って、ネイチャーゲームの基本的な理念と手法などを学びました。講師の方が、ただ楽しいだけではなく、しっかりとした目的や裏付けを持って進行していたことを知って、ネイチャーゲームの奥深さと可能性を強く感じました。
明日は、1日目を踏まえて、実際に参加者同士が指導しあう予定。さらに濃密な1日になりそうです。(塚原)
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