今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、いつもお馴染みの顔ぶれでスタートしました!全員5回目以上の参加となった子ども達は、“どんぐり山”を知り尽くしています。
もう歩き慣れた山道を進みます。
途中の坂道も余裕の表情。
これも今までの体験の積み重ねがあるからこそですね。
登るのが不安な子は、自分から「だれか手伝って!」と助けを求め、すかさず、慣れている年長さんが助けに行く姿も。。。
こんな様子が見られるのもこの時期ならではです。
久しぶりに暖かい陽が射し、薄着で遊ぶ子ども達は動きが早く、あっという間にみんなが大好きなポイントに到着。
「あ!前に作ったおうちが残ってた!」と、まるで“ただいま”とばかりに中に入り嬉しそうな子ども達です。
毎回少しずつ手を加えていたみんなの秘密基地の中に、なんと鳥の死骸がありました。「鳥が死んでる。なんで死んじゃったんだろうね・・」と妙にしんみりする子ども達は、みんなで「葉っぱをかけてあげよう」ということになりました。今日は最後まで、繰り返し土や葉をかけていた子もいました。のあそびくらぶで初めての小動物の死に出会った日となりました。
「お城を作ろうよ!」と何やら子ども達で相談中。
どこでつくる?どうやってつくる?何をつかう?・・・アイディアを出して試してみてはうまくいかず、また相談。そんな風にして作っていました。
そして、杖を持った女王様はお城の完成を待っているのか、待っていないのか・・・
あちこち杖をついて歩きまわって、杖の飾りが増えて行きます。
ながーい棒を持って、木と背比べ。棒を持つと自分が大きくなったように感じるのかな。
「棒、危ないよ~気をつけて~」と子ども同士で声を掛け合っていました。気をつけて遊べば、大好きな棒で遊ぶのも悪い事ではありません。
「ここは、ぼくのおうち。これはソファーね。」
手前の棒がソファーなのだそうです。この後、ここは警察署になりました。
子ども達の豊かな発想はつきません。
デート?ではありませんが・・今日はこんな風に小グループで遊ぶ場面が多く見られました。
何やら相談しながら遊ぶ子ども達。
とりあえず、完成ということにしたお城で、お姫様がひとり眠っています。
大きなお城ができたので、3月にまたここで遊べるといいですね。
思い思いの遊びをした子ども達は、少しずつ他の友達と関わりながら遊び、バラバラに遊んでいるようにみえて、みんな少しずつ繋がった遊びをしていました。こんな遊びかたができるのも、年度末が近づいてきたこの時期だからこそでしょうね。
たくさんの体験が積み重なり、子ども達の身体に染み込み、遊びも活発になっています。
また3月も思いっきり楽しみましょうね! 野村(なおなお)