子どもの数だけ遊びがある!
今日の「くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ」は、ほとんどの子ども達が何度も参加してくれているので、いつもよりも遊びの内容が濃く、ひとりひとりがたっぷりと森遊びを楽しみました。
毎回行う、遊びの相談で子ども達から出た遊びをぜ~んぶやろうと、二つのチームに分かれました。「秘密基地・線路作り・おうち作りなど何でも作るチーム」と、「宝・木の実を探しながらの探検チーム」です。
長い棒を二股の木の間に立てかけることに成功!みんなで協力しながら立て掛け、満足そうな子どもたち。
その棒にいろいろなものを更に立て掛け、秘密基地を作っていきます。せっせと小さな棒を運んでは立て掛けて・・・でも、他の子にその棒を外されてしまう場面もありましたが、そんなことは子ども達にとってあまり重要ではないようでした。棒を運んで、立てかける・・・そんな作業が楽しいのです。
他にも別の場所で秘密基地やおうちを作っている姿も見られ、それぞれの子ども達が思い思いに自分達のイメージを形にしようと悪戦苦闘!でも、それが楽しいのです。
森の中では子どもたちの想像と創造の世界が広がります。
今日私たちスタッフは、子ども達が遊びに集中し始めたら、意図的に遠巻きにして関わるようにしました。大人が入らず、子ども達同士で遊びを作り上げて行く方が、何倍も子ども達はいろんな事を考え、手助けをもらわずに作り上げた遊びに満足します。
木に張り付いているのは、おさるさん?せみ?
探検チームは、落ち葉で遊んだり、木登りをしたり・・・やはり子どもたちがそれぞれにやりたいことを見つけ、遊んでいました。
頭に葉っぱの耳をつけて動物になりました!りすと犬だそうです。
そして、クリスマスが近いからか・・・
落ちていた小枝に落ち葉の飾りをつけて、クリスマスツリーを作る女の子たち。お互いに手伝い合いながら、素敵なツリーができました。
今日もたくさんの遊びが生まれました。毎日の活動ではないから、その日その日の季節や山の状態で遊びも変わります。そして、集まる子どもも、その日その日で違うので、生まれる遊びも変わります。「子どもの数だけ遊びがある」そんなのあそびくらぶでした。
野村なおなお
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