干し柿作り
毎月第一日曜日は「ネイチャーボランティア」と題して、ボランティアの方と森林作業の講師の方にお越しいただき、どんぐり山の手入れを行っています。11月のネイチャーボランティアの作業の途中、ひっそりと茂みの中でたわわに実をつけたカキの木を発見いたしました。
そこで、先日、カキもぎをし、干し柿作りを行いました。
まずは道具作りから。竹の竿の先に切れ込みを入れ、カキの枝が上手く引っかかるように工夫します。一本枝をはさむとより一層しっかりとはさまるようです。
カキもぎです。
こんなにとれました。が、渋ガキですのでこのまま生では食べられません。
枝をT字に残して切り落とし、ヘタの周りを少し残して皮をむきます。
あとは、重ならないように干すだけ。
干し柿は寒い地方の風習。川崎のあたりの温暖な気候では出来るのかどうか心配です。上手く出来たら、次回のネイチャーボランティアでみなさんに召し上がっていただきたいと思います。(反町)
(おまけ)渋柿は渋いのに、なぜわざわざ植えたのでしょう。それは、保存食にするため、なのだそうです。自然とともに生きる知恵ですね。ちなみに、上記の皮をむいたカキを少量の焼酎につけても渋が抜けます。高級なお菓子のようになりますよ。
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