秋の遊び満喫!のあそびくらぶ♪
この真っ赤なもみじの下で元気良く始まったのが、今日の“くろかわ森のようちえん のあそびくらぶ”。澄んだ青空と鮮やかな色とりどりの紅葉の下で、今日もたくさんの遊びが生まれました。
集まった子ども達の約半数は、参加が初めてという人数構成での活動でした。リピーターの子ども達は、(それが今日2回目という子も)得意顔でどんぐり山の中を案内してくれ、初めての子ども達はそれに嬉しそうについて行く・・・といった、今日は全体的に新鮮な雰囲気でした。
まずは、全員での土手すべりから始まり、その後探険へ出かけ、途中で自然に3つのグループに分かれて遊ぶことになりました。
最初に分かれた、ひとつ目のチームは、最近子ども達がお気に入りの、秘密基地が作れる場所へ行き、それぞれが思い思いに木でテントを作りました。硬い土に太い木を挿そうと、黙々と作業する子、竹の皮を屋根にするために集める子、長いツルを引っ張り出して、大縄にするという子にそれを手伝う子…それぞれが自分のやりたいことをして遊んでいました。
ふたつ目のチームは、最初は大人数での探検チームでした。途中でキノコを見つけると、みんなで伝言するように、「ここにキノコがあるよ~!」と大きな声で知らせ、それを大切そうに採ってみたり、軍手をとって素手でその感触を楽しんでみたり、いろいろな感じ方をしているようでした。
今日の探険は、とっても遠くまで行きました。山の奥の方まで行き、行き止まりと思われた、フェンスまでも全員がくぐって進みました。中には、「行ってもいいの~?」と心配顔の子もいましたが、先頭集団は、前に進む事を楽しみ、何か興味があるものを見つけるとみんなを呼ぶ…そんな探険でした。
探険チームも更にふたつに分かれました。そのまま探険を続けたチームは、センターの建物の裏の方へと出て行きました。暗い竹林の中を見て不安になりながらも進み、いつの間にかスタート地点へ出ると、「1周したんだー!」と大興奮。そして、綺麗なもみじを拾ったり、土手遊びを再開したり・・・みんなでまとまりつつ、様々な遊びが体験できたようです。
もう一方のチームは、来た道を戻りつつ、更に竹やぶの小さなスペースを見つけて遊び始めました。そこで、「お家つくりたい!」という一人の子の声にみんなが反応し、家づくりが始まりました。
材料となる木を集めたり、飾り用の葉を取って来たり、ツルで木と木を繋ぎとめたり…それぞれが自分の役割を見つけながら、家づくりを楽しんでいました。材料集めの途中で「あ!3階建てがある!」と割れた竹を見つけていました。子どもの発想って面白いですね。
「これ入り口にしよう!」と言って、持ってきた太い山ブドウのツルにみんなで飾り付けをし、記念撮影をして帰ってきました。まだまだそこで遊びたそうにしていました。次まで残っているといいのですが・・・
本当にいろいろな遊びが各チームで創り出された今日ののあそびくらぶ。とっても綺麗に紅葉しているもみじの下で記念撮影をして、解散としました。
次回は来月となります。また違った山の景色となっていることでしょう。次はどんな遊びが飛び出すか、楽しみです。またみんなと遊べる日を楽しみにしています! 野村 (なおなお)
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