桜の落ち葉染め
葉が、キレイに色づき始める時期・・・落ち葉掃きが、段々と大変になってくる時期となってきました。
掃き終わって、後ろを振り返ると・・・掃く前とほぼ変わらない状態に戻っていたりします。
桜の落ち葉の、キレイなものを拾い集め、昨日から染め液を作り久しぶりの草木染めです。
ナベに落ち葉を入れて、30分もすると、茶褐色に変化してきました。50分ほど煮出して、落ち葉を取りだすと・・・すっかり骨抜きにされて葉っぱはクタクタ。白っぽく色抜きされていました。
↓これが、濾したあとの染め液。午後の紅茶ストレートティーのよう☆(桜は液を置いた方が赤みが増すので、このまま放置です。)
↓これが1日置いたもの。ん~、あまり変化はありませんでした。残念。
この液に、ウール100%の白い毛糸を入れて染めていきます。
ウールですので、温度を急激に上げ過ぎないように注意しながら染めていきます。(急激な温度変化と、摩擦でフェルト化してしまいます)
1時間位のんびり染めて、ミョウバンの媒染液に浸して、最後に洗ったら完成。
あとは、乾かせばOKです。この色、何と表現したら・・・そうですね、黄味がかったベージュという感じです。草木染めの、この柔らかい色はやっぱりいいですね。
・・・私の草木染めの師匠に聞いたところ、落ち葉染めは酢酸で揉みだした方が、紅葉の色が出せるとのこと。これはリベンジするしかないですね。
今日は、地元の方に「なめこ」をいただきました。桜に植菌して作っているそうです。立派ななめこです。歯ごたえも良く、ぬめっと感も抜群です!今日のお昼に、黒川の味噌を使って味噌汁に。ごちそうさまでした♪(伊藤)
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