ハチやヘビはいないかな・・ドキドキ探検隊☆
9月も末だと言うのにとっても暑かった、今日の「くろかわ森のようちえん“のあそびくらぶ”」子ども達は汗びっしょりになりながら、どんぐり山で遊びました。
いつもながら、道なき道を進む子ども達でしたが、今日は一味違いました。秋になると活発になるスズメバチの対処法と、先日センターに遊びに来たヘビの話をすると、みんな慎重に進んでいました。いつもは大胆な子ども達も、スズメバチがいないか、草むらにヘビがいないかキョロキョロ・ドキドキしているようでした。
だんだん秋めいてきたどんぐり山には、キノコや赤とんぼの姿が多く見られました。見つけたキノコをつついて見たり、つぶしてみたりして、その感触を楽しんでいました。「わ~ふわふわするよ」「このキノコはかたい・・」などとそれぞれに感想をもらしつつ、興味津々でした。
子ども達はそれぞれに行きたい所、やってみたい遊びを探しながら進んでいました。いつもは先頭では歩かない子も、クモの巣いっぱいの獣道を先頭をきって勇敢に進んでいく姿が見られました。参加の回数が増えると、自らチャレンジしようという気持ちが生まれるようです。
始めは二つのグループに分かれて探検をしていましたが、最後には合流して遊ぶ事にしました。
壊れかかっていた橋を見つけると、「みんなで直そう!」といい、子ども達は張り切って竹を運び始めました。長さが長すぎたり、短すぎたりする竹を、「それじゃ、みじかすぎるよ~」とか「そこじゃない!」などとケンカをしながら橋作りに没頭する子ども達。みんなで一つの作業をする事を楽しんでいました。
なが~い竹を一人で運んでいる子をみると、みんなが集まり、自然と手伝う姿も見られました。時には、気持ちが先走り、一人で振り回しすぎて竹の後の方にいたお友達の頭にぽかっとぶつかってしまう場面もありました。でもぶつけられた方もぶつけた方も夢中に取り組むあまりに気にしていないようすでした。お互い様という事を肌で感じているのでしょうか。
橋の完成はまだまだでしたが、今日はひとまず切り上げて、終わりにしました。それでも子ども達は嬉しそうにその橋を通って帰ってきました。
みんなでアイディアを出し合いながら、一つの事に取り組む楽しさが出てきているようですので、次回は何かみんなで取り組めるような事を、子ども達に提案してみようかな。 野村(なおなお)
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