100kmチャレンジハイク③
今年の100kmは猛暑のため、過酷な100kmになりました。参加者もスタッフも熱中症との戦いです。
しかし、出発から24時間が経とうとする朝8時過ぎ、一番早いグループが到着しました。記録は、23時間52分!!すばらしいですね。
昨日の朝8時半に出発して、電車も車も自転車も使わず、ただ一歩一歩、自分たちの足を前に進めて、100kmを歩んできた彼らが、再び、センターに帰ってきました。待ちわびるスタッフから拍手が。目には涙が。
ゴールの瞬間はこんな様子でした。
ゴール後、お立ち台に立ち、一言感想を言います。
途中、残念ながらリタイアしてしまった参加者も駆け寄り、最後の坂を一緒に登ります。
参加者のご家族がゴールに駆けつけてくれました。
「お父さん、がんばったよ。」「足の裏にその証拠があるね。」
なかには、自分の目標に関連付けて、100km歩きながらゴミ拾いに挑戦した参加者も。
実は、センター職員の笠倉も歩いていました。ひざの痛みを乗り越えて、仲間をリードしながら懸命に坂を登る姿に目頭が熱くなりました。
100kmは、人生の縮図。本物の人生と違うのは一つだけ。歩き終えた後に、また新しい明日がやってくること。
100kmを歩き終えた、参加者のみなさんの感想には、仲間やスタッフに対する感謝の声がたくさんありました。「仲間がいなければ、歩けなかった」。そうかもしれません。でも、仲間の助けを借りて、歩いたのは、皆さん自身です。自分の力で歩ききったのです。3年前、そう言われて自分を信じることができなかった私に少し自信がついたことを思い出します。
参加者のみなさん、本当にお疲れ様でした。そして、このブログを読んでくださっている皆さん。このプログラムの奥深さは、体験してみないとわかりません。ぜひ、また来年、100kmチャレンジハイクに挑戦してみてください。
このイベントの様子は、国際自然大学校のブログで詳しく報告しています。→ http://blog.canpan.info/nots_info/ (反町)
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