花炭つくり
今日は梅雨空が戻ってきました。朝から雨が降ったり止んだりを繰り返しています。昨日までの暑さは影をひそめています。
野外炊飯場では、世田谷自然体験隊の皆さんが、炭焼きを行ないました。
炭焼といっても、お煎餅の缶に木の実等を詰めて焼き上げる、簡単炭焼き法です。
簡単とはいえ、挑戦してみると奥が深く、火にかける時間や中に詰めるものの配列等で、出来具合が微妙に変わってしまうらしく、上手に炭を焼きあげるには、経験と勘が必要のようです。
火から下ろすタイミングは、中から出る煙の色が、透明に変わった時が下ろし時。このタイミングがずれると、半焼けだったり、逆に焼きすぎて形が崩れてしまいます。
今回は、松ぼっくりや椿の実、ひょうたん等々沢山の木の実を用意して炭を焼きあげていました。
ヒョウタン難しかったらしく、いっぱい詰めたら割れてしまい、一列に詰めて焼いたらうまくいったと教えてくれました。
センターで活動していた「うりちゅう会」のお母さんも、帰りがけに焼き上がったお花炭を発見し興味心身、覗いていかれました。
この花炭は、小さな籠等に詰め、玄関に飾ったり、トイレに炭に置くと消臭作用もあります。本日作った花炭は世田谷のボロ市で販売するそうです。
これから夏に向けての炭焼きは暑くて大変なので、木の実などを集めておいて、秋涼しくなったら、炭焼きに挑戦してみてはいかがでしょうか。(野口)
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