草刈りついでに植物観察
今日は、暗い雲に覆われて、肌寒い日です。近くの、栗木台小学校では運動会が行われていて、賑やかな音楽が聞こえてきます。
アジサイの開花ももうスグです。ドクダミは今年も、元気いっぱいに花を咲かせ始めました。
センターの下の歩道脇の花壇は、どんなに花の種を蒔いても、ドクダミに負けてしまいます。今年はアジサイの花の時期が終わったら、挿し木でアジサイを増やし、下の花壇もアジサイで埋め尽くそう!と企んでいます。目指すは明月院☆(北鎌倉のアジサイが有名なお寺)
今日は、雨が降ってくる前にと、センターの入り口の坂の草刈りを30分行いました。
この時期になると、フェンスに「ヤブガラシ」が盛んに絡みつきます。その名の通り、藪を枯らすほど盛んに繁茂する植物です。(ヤブガラシの別名は「ビンボウカズラ」。図鑑の説明書きには、手入れの悪い貧乏くさい所に繁茂するのでそう呼ばれるそうです・・・お手入れしなくては!)
草刈りをしていると、普段は『雑草』と一括りにしてしまいますが、1つ1つはそれぞれに名前があり、面白いものもあります。
右は、「カラスビシャク」(ハンゲ属) 別名:半夏(ハンゲ)と呼ばれます。旧暦の七十二候の中に【半夏生(はんげしょうず)】と登場する植物です。別名の半夏は、漢方の呼び名で、この球茎を乾燥させると吐き気止めなどになるそうです。
マムシグサによく似ていますが、マムシグサはテンナンショウ属なので、違ってくるそうです。植物観察をしつつ、今日の草刈りはココまで。たった30分で、袋いっぱいです。これからも、ヤブガラシ駆除作業を頑張らねば。(伊藤)
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