森の手入れとお花見ランチ!
本日は曇り空。桜は満開なんですがお日様が欲しい1日となりました。
さて、今日はセンター主催事業「ネイチャーボランティア」を行いました。
新年度を迎えて第1回目となります。昨年度、1年かけて進めた森の手入れですが、日当たりが良くなり新しい芽が出て来ました。
さて、本日のネイチャーボランティアではセンターの外周にあるフェンスを飛び越えて、竹やシラカシの木等がはみ出ているので、そんなはみ出し者を中心に取り除く作業となりました。初めて参加された方も含め自己紹介と準備体操を済ませグループ分け。フェンスからはみ出たシラカシを除伐する「樹木チーム」と「竹・下草刈りチーム」に分かれてスタートしました。
樹木チームではフェンスからはみ出しているシラカシの木を切る為に、まずは周りにある竹などを切って準備を進めます。シラカシの木にロープをかけて、滑車を利用し安全に倒して行きます。息を合わせてロープを引きながら無事に倒す事が出来ました。
さて、竹・下草刈りチームではまずヤブと化したコウゾの木や、笹、葛などをカマで刈りながら足場を広げて行き急な斜面でもある為、作業も難航しました。どちらのチームもあっという間にお昼になってしまいました。
本日の昼食は、残念ながらの曇り空ですが桜の木の下で食べる事にしました。ちょこっとお花見気分を味わいました。ミニ講義では、のこぎりのお話をしてもらいました。チェンソーや電気のこぎりがなかった時代には、人の手で何日もかけて建築で使う板を職人の方が作っていたそうです。そんな人たちの知恵が今ものこぎりなどの道具に今も活きているんですね。
午後には、倒したシラカシの整理や竹の除伐を行い、たくさん光が入るようになりました。残った時間を使ってヤマザクラの植樹を行い、1人1本づつ日当たりの良くなった場所に植樹しました。自分が植えた木の成長を是非、見に来て下さいね。
そして、ちょっと遅くなってしまいましたが、シイタケの植菌もしました。切ったコナラの木に、ドリルで穴をあけて「コマ」と呼ばれるシイタケの菌を入れて完成。あとは、ふた夏を越えて実るのを待つ。時間はかかりますが楽しみです。
今日は盛りだくさんの内容となりましたが、月に1度の森の手入れを今後も行っていきますので、皆さんの参加をお待ちしおります。(笠倉)
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